花粉が風によって運ばれることで受粉し実をつけるトウモロコシ。
トウモロコシ栽培には花粉が飛ぶ距離をしっかり知っておくことが重要になります。
今回はトウモロコシ栽培の特徴についてまとめていきます。
トウモロコシを栽培しようと考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
目次
トウモロコシの花粉の働きについて
トウモロコシが実をつけるためには花粉が必要になります。
トウモロコシの花粉の働きについてまずはまとめていきます。
おいしいトウモロコシには花粉が必要!?
トウモロコシは一番上にある雄花が先に成長し、花粉を飛ばしていきます。
この飛ばした花粉が風によって雌花に運ばれていきます。
そうすることで受粉し実をつけていくのです。
そのため雄花からの花粉が雌花に充分に運ばれないと、実がぎっしりしていないすかすかの中身のトウモロコシになってしまいます。
そうなるとおいしくありません。
とうもろこしは実がぎっしりしているのがおいしいですよね。
人工授粉するという手も
風がうまいこと花粉を雌花に届けてくれればいいのですが、こればっかりは分かりません。
そこで多くの人は、人工授粉をしているようです。
手で雄花のあたりを振り、雌花に花粉を落とすようにしていきます。
そうすることで、雌花に花粉を行き渡らせることができるというわけです。
ちなみにですが、受粉が完了した雄花は切り取っておきましょう。
雄花が残ってしまうとそこに害虫が寄ってきてしまいます。
とうもろこしは害虫被害が非常に多いです。
そのためすぐに切り取ってしまうことをおすすめします。
花粉が飛ぶ距離に注意すること
異なる品種のトウモロコシを栽培する時には花粉の距離に注意する必要があるようです。
それはなぜなのでしょうか。
なぜ注意する必要があるのか
トウモロコシは異なる品種の花粉が飛んできてしまうと品質が低下する可能性が高くなってしまいます。
この現象をキセニア現象と呼ぶそうです。
そのためいろいろな品種のトウモロコシを栽培しようとしている場合は、注意が必要となるのです。
花粉が飛ぶ距離は?
トウモロコシの花粉が飛ぶ距離は100ⅿ~200ⅿとなっています。
だいたいの距離なので心配な方は300ⅿ~400ⅿは離して栽培することをおすすめします。
花粉が飛ぶ距離の範囲内に異なる品種を栽培しなければ、キセニア現象は防ぐことができるようです。
まとめ
トウモロコシの栽培に花粉が大切なことが分かりました。
異なる品種のトウモロコシを栽培しようとしている方は花粉が飛ぶ距離を考えて栽培するように注意して下さいね。
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