きゅうりに起こる病気に立ち枯れ病といった症状があり、きゅうりが育たない状態になる病気を言います。
立ち枯れ病の症状は茎に出ることが多く、幼苗期に感染すると、地際付近の茎が水で染めたようになり、どんどん腐敗していくといった病気です。
原因や対処法などについてどのように行えばいいのでしょうか。
立ち枯れ病の発生条件
水はけの悪い粘土質の土壌で多湿になると発生しやすくなり、土壌の酸性化も病気の発生を生み出します。
種を植える時に、深く植えすぎると、根と地際付近の茎が土に埋もれて加湿状態になり、立ち枯れ病が発生しやすくなります。
苗の定植時期が遅れることによっても発生しやすくなるので気を付けなければいけません。
立ち枯れ病を引き起こした株や感染が確認された土壌で収穫した野菜から取れる種子には、原因菌が付着している可能性があり、原因菌が付着した種子から育てることによって、原因菌が土の中で再び繁殖を始めることがあり、立ち枯れ病を再発させることがあると言われています。
立ち枯れ病を防ぐための予防方法
立ち枯れ病にかかった葉っぱは、枝ごとに切り取って畑の外で焼却処分します。
切り取っただけではすぐに感染してしまうので、必ず焼却処分をするようにします。
原因菌を繁殖させないためにも、同じ野菜の連作は避けましょう。
消毒済みの種が売られている場合には、その種を利用するようにします。
畑やプランターの水はけを良くすることによって、立ち枯れ病を予防することが出来ます。
まとめ
立ち枯れ病はカビが原因で起こる病気です。
感染を防ぐために、発症した葉っぱを除去し、畑の外でしっかりと焼却処分することがおススメです。
立ち枯れ病の起こった場所での連作も、発症の原因になるので、連作を行うのはやめた方がいいです。
軽症であれば、農薬を使わずに防ぐことが出来ますが、重症になると農薬を使って治療することが望ましいとされています。
重症になる前に、日々観察をして、病気の発症を防ぐように心がけましょう。
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