ピーマンと言えばきれいな緑色と独特の苦みが特徴の野菜ですね。
その苦みが苦手な方も居ると思いますが、緑黄色野菜のため健康にはとてもいい野菜ですし、好んで食べる方も多いかもしれませんね。
さて、この記事をご覧の中でペットを飼ってらっしゃる方は居ますか?
人間と同じように野菜は動物にとっても様々な健康効果が期待できるため、最近ではペットフードといっしょに与えている方も多いと聞きます。
人間にとって栄養の宝庫であるピーマンは、果たしてペットに与えても害はないのでしょうか。
今回はピーマンと動物について調査してきました!
犬にとっては効果的!
苦みのある野菜なので犬が食べると害があるように思えるピーマンですが、意外なことに食べても大丈夫なようです。
犬は人間より優秀な嗅覚をもつ動物ですから、青臭い臭いに興味を持ってかじるワンちゃんも多いらしいですね。
ピーマンに含まれているビタミンCは脂肪の代謝を促してくれますから、肥満気味のワンちゃんにはとっても嬉しい栄養です。
また、毛細血管の健康を維持するビタミンPも含まれているため、老化に伴ってもろくなりやすい血管を保ってくれます。
それ以外にもカロテンやテルペンという栄養は抗がん作用がありますので、若いうちから摂取しておけばがん予防にもなるそうですよ!
そんな良いことづくめのピーマンですが、与えるときには注意が必要です。
大量に食べさせないこと、種は取り除くこと、細かく刻むことがポイントです。
ピーマンには微量ながらも「アルカロイド」という成分が含まれており、これが蓄積すると関節炎を引き起こしやすくなります。
また、食物繊維が豊富なため、あまり大量に食べ過ぎると下痢をしてしまうこともあるので、与え方や量には十分注意しましょう。
猫には与えない方が良い
犬にとっては健康的なピーマンですが、猫にとっては同じ効果は期待できません。
ピーマンを食べたからと言って即座に体調を崩すわけではありませんが、なるべくなら猫は食べない方が良いとされています。
犬が雑食性なのに対し、猫は完全肉食動物ですので、野菜から栄養を吸収できないそうです。
人間にとって便通を改善してくれる食物繊維も、猫にとっては消化の負担となり、胃腸障害を引き起こしてしまいます。
また、ピーマンにはソラニンという成分が含まれており、これは猫にとって有害です。
食べ過ぎると胃腸障害や中枢神経の異常、心拍数の増加が起こります。
よって、やはり愛猫にはピーマンを与えるのは避けた方が良さそうです。
うさぎは様子を見ながら
草食動物であるうさぎは様々な野菜を食べますが、ピーマンを与えても大丈夫でしょうか。
調べると、うさぎには「与えてはいけない」と出ることが多いですが、完全にNGとは言い切れない模様。
犬の項目でも紹介しましたが、ピーマンにはアルカロイドという成分が含まれています。
このアルカロイドはアトロピンという種類に分類され、このアトロピンは犬や猫の手術の際に麻酔薬として使われるため、これによって危険と判断する飼い主さんも多いようです。
しかし、うさぎは体内にアトロピナーゼという分解酵素を持っており、これによってアトロピンを分解し無毒化させるので、うさぎにとってはピーマンは一概に有害とは言えないのだとか。
しかし、やはり与えすぎは禁物です。
健康効果からうさぎにピーマンを与えたい飼い主さんは、様子を見ながらバランスのいい食事を心がけてくださいね。
まとめ
以上、ペットとピーマンについてご紹介させていただきました。
同じペットでも動物によってこんなに効果が分かれるなんてビックリですね!
他にもペットにとって健康的だったり、有害だったりする野菜はたくさんありますので、飼い主さんはしっかりと調べてから与えるようにしましょうね。
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