ピーマンといえば独特の苦味が特徴の野菜ですね。

そのせいか子供の嫌いな野菜ランキングでは上位を占めていますが、この苦味がクセになる!というお父さんお母さんも居るかもしれません。

様々な料理に使いやすいピーマンですから、大量に購入する方もおられると思いますが、使いきれずにピーマンが変色してしまうことはありませんか?

変色したピーマンは食べても大丈夫なのでしょうか。

せっかく買ったものですから、食べずに捨ててしまうのはもったいないですよね

今回は、そんなピーマンの変色について調べてきました!

ピーマン 変色 茶色 赤 オレンジ 食べれる

変色したピーマンは栄養たっぷり!

赤やオレンジに変色してしまうピーマンですが、これはピーマンが完熟する際に「カプサンチン」と呼ばれる赤い色素が増えるため、こんな色になるそうです。

カプサンチンには抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に効果があると言われています。

また、ビタミンCやカロテンも青い状態より増えているそうです。

ピーマン100gあたりのビタミンC量はおよそレモンの2倍と言われていて、これでもスゴいのですが、赤くなるとさらにその量が1.8倍にも増えるのだとか!

さらにカロテン量は緑のピーマンの約3倍。

ビタミンEはなんと5.6倍も増えるそうです!

完熟することで甘みが増し、苦味も和らぎますから、お子さんでも食べやすくなります。

ピーマンが赤くなることで食べられなくなるどころか、こんなに良いことがたくさんになるんですね!

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茶色くなったピーマンは危険信号!

同じ変色でも赤やオレンジと違い、茶色く色が変わることもありますよね。

この茶色くなったピーマンは熟しているのではなく、病気になったり腐りかけている状態なので、決して食べないようにしてください!

ピーマンはダメになってくると、表面が茶色くなる他、しわしわになる、中の種が茶色くなるなどの症状も出るので、賞味期限の目安にしましょう。

これを防ぐにはピーマンの保存方法にポイントがあります。

買ってきて袋のまま野菜室に入れてしまいがちですが、これでは1週間と持ちませんよ!

ピーマンを保存するには、まず水気をしっかりと拭き取りましょう。

そして少し手間になりますが、1つ1つラップか新聞紙に包みます。

それをポリ袋やジップ付きの袋に入れて冷蔵庫にしまうことで、3週間も日持ちするようになりますよ!

まとめ

以上、ピーマンの変色についてでした!

熟すことでこんなに栄養価が高くなるなんてビックリですね!

スーパーなどで売っているピーマンを購入するとき、ついつい赤いものが入っているものは避けてしまいがちですが、むしろソッチの方がお得だったなんて!

これからはぜひ、青いものだけではなく、赤やオレンジのピーマンも食べてみてくださいね!

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