ピーマンと言えば好き嫌いの分かれる野菜ですが、この独特の苦みがクセになる!という方も多いのではないでしょうか。
そんなピーマンですが、スーパーに売っているもの、もしくは自身で栽培したものに、まれに黒い斑点を発見したことのある方もいると思います。
あまり野菜をロスしたくないから、食べられるなら食べたいけど、健康に被害があっても困るし…
そんな不安を持つ方のために、今回はピーマンの黒い斑点について調べて来ました!
原因はいろいろ考えられる
ピーマンに黒い斑点ができるのは様々な事が原因とされています。
その原因について、ひとつひとつ紹介していきます。
・栄養が不足している
ピーマンに黒い斑点ができるのは、栽培の段階でカルシウムが不足、もしくは窒素過が原因で発生するもので、このあと徐々に症状が広がっていきます。
これを「尻腐れ果」と呼ぶことがあるそうです。
自身で栽培をしている方は、苦土石灰を撒くなどしてカルシウムを追加してあげましょう。
また、カルシウムを消費する無駄な下葉も摘葉してください。
これによりカルシウム不足が解消され、その後からできる実は通常の状態に戻るそうです。
これは病気ではなく生理現象のため、食べられないこともないのですが、後述する病気と見分けがつかないこともあるため、なるべくなら食べない方が良いでしょう。
・病気によるもの
ピーマンは栽培の際、糸状菌というカビの仲間に侵されてしまうことがあり、これを「黒枯病」と呼ぶそうです。
当然菌による病気ですから、これを食べてしまうと人体に影響がでる可能性があります。
多湿により発生しやすくなるので、排水を良好にすることで防げますが、伝染病のため、一度かかってしまったら菌を残さないように適切な処理が必要となります。
・虫の亡くなった体がくっついていることによるもの
畑には小さい虫などもたくさん生息しています。
その虫が実にくっついたまま亡くなってしまうと、濃度障害による変色が発生することがあるようです。
食べても特に問題はないのですが、虫によるものですから、あまり食べたいとは思いませんよね…。
まとめ
以上、ピーマンが黒くなる原因についてご紹介させていただきました。
食べても害はないことが多いですが、黒枯病と見分けのつかない場合は食べるのを避けた方が賢明でしょう。
また、これらが発生したピーマンを購入したスーパーに持っていけば返金や返品をしてもらえることもあるので、一度店員さんに相談してみるのが良いかもしれませんね。
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