家庭菜園の代表野菜であるトマト。
夏の収穫最盛期でもある7月8月には、沢山の実をつけてくれます。
一年を通して、食卓に登場するトマト。
冬でも栽培をしてみたいと考える方も多いのではないでしょうか。
一般家庭でもできる、冬の栽培方法をご紹介いたします。
家庭菜園、室内で冬トマト
冬にトマトが栽培されるようになったのは、技術の進歩にともなうものです。
自然な露地栽培の方法では、トマトは不可能なんです。
では、トマトを冬に室内で栽培するにあたって、必要な条件をみていきましょう。
まず、お家の中で日当たりの良いスペースを探してみましょう。
窓辺や室内バルコニー、いずれも、十分に太陽光が差し込む場所が最適です。
次に、温度を維持できる環境を作りましょう。
農家でさえも、ビニールハウス中の温度管理をして生産しているので、季節や温度にとらわれず、トマトを安定的に供給できるというわけです。
トマトはやっぱり夏野菜、いくら日光を浴びたとはいえ、15℃以下の温度では生育が鈍り、5℃以下になると生育が停止してしまうんです。
ベストは、20℃以上を維持する事なんです。
トマトは夏野菜です
本来、30℃の環境でもすくすくと育つトマトですから、温度の維持は欠かせないのです。
室内や室内バルコニーと言えど、朝晩の気温差があり、家のなかも相当に暖房を効かせて以内限り、思ったよりも温度が下がってしまうのです。
特に深夜、家の中でも家族が皆、寝静まっている間から朝方にかけて温度が徐々に下がっていくことも。
15℃を下回ると、トマトの成長が鈍りはじめてしまいます。
日中でも、最低20℃以上、夜間でも15℃を下回らないよう気をつけましょう。
楽しい栽培アイデア
家庭菜園の人気が増すにつれて、いろいろな便利グッズも出回っています。
やはり、冬でも室内で栽培したい方も多いのでしょう。
日照不足を補う、植物用のLEDライトも販売されています。
太陽光に劣らず、LEDライトを当てることで、トマトの葉の緑も濃くなります。
トマトの支柱を利用して、ビニールで覆った、家庭内ビニールハウスや、アイデア次第で環境作りも楽しみの1つです。
観葉植物、しかも食べることもでき、赤い実をつけるトマト、やってみる価値は大いにありそうですね。
まとめ
窓の外には雪景色、私のお家には、トマトが。
なんだか、面白そう、お子さんのいるお宅では、植物の育つ姿を見て、自然と教育になり、しかも、喜ばれる事間違いなし。
寒いなか、トマトを買いに走るより、お家のなかで収穫されてみてはいかがでしょうか。
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