家庭菜園にまだ慣れていない人だと、肥料をどのぐらいあげたら良いのか迷いますよね。
肥料が不足しているのか、それとも多すぎるのか、見分ける際のポイントを解説していきたいと思います。
ぜひ肥料をあげるときの参考にしてみてくださいね。
肥料の意味とは?
肥料はもちろん野菜の成長をサポートする栄養分ですが、もう少し細かく見ると「窒素」「リン酸」「カリ」などに分けることができます。
- 窒素は葉や茎を丈夫に、大きく、太くするための栄養分
- リン酸は花や実のつきを良くする、収穫にかかせない栄養分
- カリは根をしっかり這わせて丈夫にするための栄養分
このように見ることができます。
つまり、茎が細いようなら窒素不足、なかなか実がつかないようならリン酸不足が考えられるというわけです。
肥料をあげる目安は?
きゅうりの追肥は2週間に1回のペースが良いとされています。
2~3回に分けて、こまめに与えるようにしましょう。
一度にたくさん与えてしまうと、きゅうりの実が苦くなってしまうので注意です。
肥料不足の症状
肥料不足になると生育が悪くなります。
茎やツルの伸びが遅くなったり、葉が小さくなったり色が薄くなったり、曲がったきゅうりなど形の悪い実が多くつくようになったりします。
さらに肥料不足が深刻になると株が枯れてしまうことも。
葉やツルがしおれて下向きになっているようなら早急に追肥などの対策を講じましょう。
肥料過多の症状
肥料が多すぎると生育は良くなり、ツルの伸びも良くなりますが、実がつく雌花が咲かなかったり、葉が大きく濃くなりすぎたりします。
また、うどんこ病といって葉に白い斑点ができ、それが広がって葉全体が白くなってしまうこともあるので、そういった葉は早めに摘み取るようにします。
うどんこ病になると葉が光合成をできなくなり、成長に必要な栄養を作れなくなってしまいます。
まとめ
きゅうりを育てるときには肥料はこまめに与えるようにします。
ペースとしては2週間に1回ほど。苗を植えてから40日ほどで収穫ができるので、それまでに2~4回与える計算ですね。
肥料が不足すると生育が悪くなってしまいますが、多すぎても実が付かなかったりと問題が発生します。
適量を見極めるのはなかなか難しいかもしれませんが、株の状態をよく観察しながら調整してみてください。
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