きゅうりの花には、雄花と雌花の2つがあります。
このうち実がなるのは雌花だけ。
きゅうりはちょっと変わっていて、受粉をしなくても、雌花だけで実をつけることが可能な単為結果性という性質を持っています。
ですが、せっかく雌花が咲いたのに、実がなる前に枯れてしまうことがあります。
どうしてでしょう。
その原因を考えていきたいと思います。
育て方に問題がある?
枯れるということは、やはりどこか育て方に問題があったのでしょうか。
きゅうりは家庭菜園が初心者の人でも育てやすい野菜ですが、意外と繊細なので気を付けなくてはいけないこともたくさんあります。
まずは、暑さに弱いということ。
きゅうりというと夏野菜のイメージがありますが、真夏の栽培は適していません。
できれば真夏を避けて育てたいですね。
また、乾燥にも弱いため、こまめな水やりは重要です。
光合成で養分をつくる
きゅうりの葉は大きく、たっぷり太陽の光を浴びることによって光合成を行い、成長に必要な栄養分をつくりだします。
育てる場所は日当たりの良い場所を選ぶこと。
ただし、もちろんそれだけでは養分を賄いきれないので、追肥も2週間に1回のペースで行いましょう。
受粉しないと枯れやすい?
品種にもよりますが、受粉をさせずに実をならせると枯れやすいこともあるようです。
もちろん、きゅうりは単為結果で雌花だけでも実をつけることは可能な植物です。
受粉させると種ができるため、きゅうりの食感自体は悪くなってしまいます。
食べることを目的とするなら、できれば単為結果で実をつけたほうが良いでしょう。
ですが、どうしても枯れてしまって実がならない場合は、人工授粉させてみるのも一つの手かもしれません。
まとめ
きゅうりの雌花の根元には小さな膨らみがあり、それがきゅうりの赤ちゃんになります。
ですが、せっかく雌花が咲いたのにきゅうりの赤ちゃんが育たない、花と一緒に枯れてしまうというようなら、水分や養分が足りているかどうか、もう一度見直してみましょう。
奥の手としては、受粉させないで実を作る単為結果ではなく、雄花と受粉させて実を作る方法を試してみても良いかもしれません。
ただし、受粉させて実を作るとどうしても食感が悪くなってしまうのでご了承ください。
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