スーパーなどで買った野菜には、切り取った根の部分や、ヘタの部分を水や土などに付けると、芽や葉が出てくるものがありますよね。
ネギ類もそれが出来る野菜です。
根の部分から5センチほど残したものを、水や土に浸しておくと、にょきにょきと伸びてきます。
ネギは普段、捨ててしまう根の部分と、ペットボトルを使って栽培が出来ますよ。
ペットボトルを使って土で栽培
用意する物は下記になります。
- 長ネギの根から5センチほど残してカットしておいたもの
- ペットボトルの空き容器(2リットルか1.5リットル)
- 鉢底土(水はけを良くするため)
- 培養土
- 肥料
ペットボトルに鉢底石を入れ、培養土を入れますが、長ネギは酸性を嫌うため、お菓子などに入っている乾燥材か、100円ショップなどで売っている石灰を混ぜるといいでしょう。
また赤玉土も混ぜると水はけが良くなるので、出来たら培養土に混ぜます。
長ネギの根っこをペットボトルに入れた土に植えます。
2週間に一回くらい肥料を与えて、ネギ坊主が出たら切り落とします。
ネギ坊主を、そのままにするとネギの花が見られますが、ネギの茎の育成が止まって硬くなり食べられなくなります。
ペットボトルを使ってネギの水耕栽培
お手軽に、少しだけ栽培するならペットボトルを利用して水耕栽培出来ます。
用意する物は下記になります。
- 長ネギの根から5センチほど残してカットしておいたもの
- ペットボトルの空き容器
- 液体肥料を混ぜた水溶液
- LEDライト(太陽光の代わりで無くても可)
軽くて高さがあり、透明で中が見やすいペットボトルは水耕栽培に、ぴったりです。
ペットボトルに液体肥料を混ぜた水溶液に、残しておいた長ネギの根っこを浸すだけです。
ネギの根は、水道水の水に浸すだけでも生育しますが、液体肥料を混ぜた水溶液に浸す方が、水だけの時よりも育成が良く早いです。
また太陽光に当てることが出来れば、LEDライトは必要ありませんが、直射日光に当て過ぎると、水溶液の汚れが早まるので注意が必要です。
水溶液が濁ってきたら、新しい液体肥料を混ぜた水溶液と交換します。
ペットボトル栽培
左:長ネギ
右:万能ネギ
万能ネギの育ち方が早い! pic.twitter.com/VZWZiIG03s— デミオ@zoom-zoom (@Roadster_MX412) 2014年1月11日
まとめ
ペットボトルを使って長ネギを栽培する利点は、なんと言っても、一本からお手軽に栽培出来ることでしょう。
水耕栽培も、土栽培も、家庭に合わせて工夫しましょう。
ペットボトルは、縦ではなく、横に使って利用されている方もいます。
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