パクチーは一年草でセリ科に分類されます。
ハーブや香辛野菜として世界中で知られています。
特に代表的な料理として、タイ料理のトムヤムクンに使用されており日本人にも馴染みのある食材です。
パクチーは日本名ではコエンドロと言います。
また、匂いがカメムシに似ていることからカメムシソウとも呼ばれることがあるそうです。
最近人気が高まりだしたパクチーですが、そのパクチーという名前の由来は一体どこから来たのでしょうか。
パクチーの名前の由来について
もともと、日本へ伝わったのは鎖国前で、ポルトガル語でコエンドロと呼ばれ日本でも定着しました。
しかし、現代では日本料理に使われることがほとんどないため、コエンドロと呼ばれることは滅多にありません。
また、英語名はコリアンダーと言いますが、こちらの名前の方が日本人には馴染みがあります。
パクチーは実はコリアンダーのタイ語にあたるもので、コリアンダーとパクチーは同一のものとなります。
現代ではパクチーもよく知られていますが、いつ頃からパクチーと呼ぶようになったのでしょうか?
日本人の間でパクチーが知られるようになった理由
パクチーはタイ語で1990年代頃から日本でもタイ料理などが増え始めたため、コエンドロという日本名よりもタイ語のパクチーという名前の方が日本人の間で定着するようになりました。
また、コリアンダーとパクチーの違いを問われることはよくありますが、これはどちらも同じもので英語かタイ語かの違いです。
ですが、日本人の間ではコリアンダーは香辛料となるものに対して呼ばれ、パクチーはタイ料理や生の葉野菜に対して呼ばれることが多いようです。
中国語ではシャンツァイ
パクチーをシャンツァイと呼ぶ人もいます。
これは中国語で、中華料理にも使われていることがあります。
別名では中国パセリとも呼ばれることもありますが、パセリの品種とは全くの別物になります。
各国でそれぞれ異なる呼び名がある
タイ料理で有名なパクチーですが、色々な国で使われています。
先ほどの中国のほかに、ベトナムでは生春巻きやフォーに使用されており、ザウムイと呼ばれています。
中南米ではサルサに入っていてシラントロと呼ばれています。
今日は8月9日(パ(8)ク(9)チー)パクチーの日とのこと!タイ語で「パクチー」、英語は「コリアンダー」、中国語は「香菜」、ベトナムでは「ザウムイ」、メキシコでは「シラントロ」と呼び方が色々とあります。当社で試験栽培したパクチーを収穫し、パクチー祭りもしました。#パクチーの日 pic.twitter.com/4WmqzIlsy5
— 藤田種子株式会社 (@fujitaseed) 2017年8月9日
まとめ
日本ではその強い臭いからか、昭和60年頃はほとんどその存在は知られていませんでした。
ですが、現在では栄養豊富な食材として人気が高まり始めています。
日本人にも食べやすいパクチーを使用した和食メニューが出てきたらいいですね。
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