甘くて小さいトマト。
戦後生まれのお年寄りの方達にとっては夢のような話かもしれません。
昔のトマトは、青臭くて、甘さが無い。
野菜といったイメージがぴったりで、お砂糖をかけて食べたという話も聞いたことがあります。
今はトマトが小ぶりで、果物みたいに甘いものがたくさん出回っています。
トマトは野菜?それとも、フルーツ?
フルーツトマト、という言葉、最近は当たり前のように耳にしているかと思います。
野菜というより果物のような感じのトマトと申し上げておきましょう。
特徴としては、小ぶりなものが多く、果実が密度が高く、しまっている、
水分が適当にありながらも、しっかりした歯ごたえ、それに、なんと言っても甘い!
この、口当たりの良さに引かれて、主にサラダに使われる方が多いのではないでしょうか。
火を通すのがもったいない。
まさに果物の感覚です。
糖度は一般のトマトが4~5であるのにに比べ、
フルーツトマトは10程度、りんごに匹敵する甘さです。
おなじみの、ももたろうという品種は高知県出身!
熊本では塩トマトという、ネーミングも奇抜ですが、
甘さも絶品、海辺に面した土地条件を利用して育てているフルーツトマトだそうです。
一般トマトとは別物?いえ、同じなんです
では、この甘くて小ぶりなフルーツトマト。
味の差はトマトとは全くの別物でありながら、トマトと名乗っている。
ややこしい感じもしますが、結論、
結局は品種は同じものであり、栽培方法によって、この甘さと大きさの違いを出しています。
やや乾燥した環境を作り出し、水分を極限、与えずに栽培する工夫がなされているそうです。
一口に、フルーツトマトと言っても、農園ごとの栽培方法や、産地の土壌、
気候によって全く味の違うものが出来上がることになるわけです。
小さくて、甘いわけ
では、甘さの違いは、水分を極限与えないよう栽培する事で生じるわけですが、
この水加減が技術なんですね。
水分が不足すると、トマトが死んでしまいますし、多すぎれば、甘さが出せません。
難しいところです。
また、水分をたくさん与えることによって、トマトは早く、しかも、大きく成長しますが、
水分を極限に与えないため、なかなか育たない!
そのため、成長から収穫に時間もかかっているのです。
この手間と技術で、小さな甘いトマトが誕生したんですね。
まとめ
いかがでしたか?
フルーツトマトの意外な真実。
可愛らしい小ぶりな姿にも理由があり、あの甘さにも技術が隠されていましたね。
これで、お値段にも納得です!
ひとつ、ご賞味下さいませ。
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