アスパラガスの栽培には、種から育てる方法と苗を買って植える方法があります。
種からの栽培は金額としては安いですが、収穫できるまでに3年かかってしまいます。
また、苗にも1年目、2年目と段階応じた大きさの苗があるようです。
大苗を植えるほど、植えてから収穫できるようになる期間が短くなりますので、栽培スタンスにあわせて選ぶといいですね。
苗はいつどこで買う?選び方は?
アスパラガスの苗は、ホームセンターや種苗店、ネット販売などで購入できます。
種をまいて1年以内の苗は安価ですが収穫までに3年かかるので、2年以上経過した苗を選ぶと次の年からは収穫できるでしょう。
植えた年から収穫したいのであれば、数年経過した袋入りの大苗がオススメです。
苗の植え方は?いつ頃植える?
一般的に若い苗の植え付けは春(3月中旬~4月中旬)になるようです。
この段階ではまだ小さな苗ですが、アスパラガスは10年程度かけて根を伸ばしていきますので、畑に植えるときには十分な間隔をとることが大切です。
また、大苗の場合は晩秋に植えつけるのがいいとされます。
この場合は、次の春には若芽が生えてきますのでので、少しでも早く収穫したい方は大苗を選ぶといいですね。
苗を植える時の注意点は?
アスパラガスは何年も同じ畑で栽培し続けることを考慮し、栽培条件のそろった環境を持つ場所を選びましょう。
長く豊かに伸びた根に養分を蓄積していくので、地中深くまで通気性と排水性を持たせることで根の成長を助けます。
深さ50cmあたりが根の分布が多い場所になりますので、このあたりまではよく耕し、1㎡あたり5kg以上の堆肥などを入れてよく耕すといいでしょう。
植える前2週間以上前に石灰をまいて土質をアスパラガスの好む状態に安定させ、さらに1週間以上前に堆肥をまく流れが一般的なようです。
ポットに入った若い苗の場合は、ポットの土の面を畑より5cmほど低く植えて覆土をしないで育てます。
大苗の場合は根が広げて埋められる大きさの穴を掘り、苗の上部が5cm程度埋まるようにします。
大苗はそのまま越冬しますので、もみ殻などを敷いて乾燥や雑草を防ぐようにします。
まとめ
アスパラガスを種から育てようとすると、収穫までに3年かかります。
育てる楽しみを味わいたい方にはぜひ試していただきたいですし、収穫の喜びも格別でしょう。
また、しっかり育った大苗で手堅く収穫を楽しむのも別の喜びがありますね。
水分と養分に留意して、息の長い栽培ができるといいですね。
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