嬬恋高原キャベツは、標高700~1,400mの冷涼な気候により昼と夜の温度差が大きく、降り注ぐ太陽のもと、約3,460ヘクタールの畑で力強く栽培されています。
今回この嬬恋キャベツに大きくスポットをあてキャベツの最盛時期と生産量についてご紹介したいと思います。
嬬恋村の位置や特色は?
嬬恋村は群馬県の北西部に位置し、平均標高は1,000mもある高原地帯です。
周りには浅間山、四阿山、白根山などのすそ野を占める標高1,000メートル内外の高原があり吾妻川が貫流しています。
地質は火山灰土の腐食土壌が多いため高原野菜の適地をなしており、夏秋キャベツの生産量は日本一を誇ります。
四季の彩りがあざやかな嬬恋村は、春から秋はシャクナゲ、レンゲツツジ、コマクサやリンドウなど高原植物に会う事ができ、ハイキングやトレッキングにも適しています。
嬬恋高原キャベツは美味しい?
嬬恋高原キャベツは標高700~1400mの高冷地で生産されます。
そこは昼夜の寒暖差が大きいため一般の平地で作るキャベツより糖度が高くなり、夏野菜特有の甘みと柔らかい歯ごたえを感じるみずみずしい芳醇なキャベツになります。
嬬恋高原キャベツの最盛時期は?
嬬恋村では夏秋(6月下旬から10月末)の4ヶ月間のうちにほぼ集中してキャベツを出荷します。
植え付けは4月中旬から7月末で標高の低い園場から順に定植をしていきます。
収穫期は6月末からで7月頃には同じ生産者が朝収穫し終え、午後に入ると別の園場で定植を始めるというパターンも見受けられます。
嬬恋高原キャベツの出荷量は?
前述の通り春夏キャベツの生産量は日本一です。
その出荷量も平成27年度で、キャベツ1玉を1.5kgと換算し、約1億4千370万個(約215,600トン)で、全日本人(1億2千600万人)以上の数がこの嬬恋から全国津々浦々に届けられたことになります。
まとめ
以上、嬬恋高原キャベツについてその最盛時期と生産量について記事にいたしました。
夏場のキャベツには、特有のビタミンである「ビタミンU」がふんだんに含まれています。
このビタミンは胃や十二指腸がただれた時の修復に役立つと言われています。
またキャベツには消化を助け、胃酸過多や胃もたれ、胸やけに効果があると言われるジアスターゼが多く含まれています。
まさに夏バテ予防にはうってつけの野菜ですね。
これからも嬬恋キャベツを安定して食べることが出来ることように願っています。
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