ほうれん草には苦みやえぐみを感じる成分が含まれています。
その正体はシュウ酸と呼ばれる酸。
これは、食べた際にえぐみなどの不快感を与えるだけではなく、体にも良くない影響を及ぼすとされているのです。
その原因や、シュウ酸が引き起こす病気に関してまとめました。
シュウ酸で胆石が出来る原因とは
ほうれん草に含まれているシュウ酸は、カルシウムと合わせるとシュウ酸カルシウムという成分へ変化をします。
これが胆石の原因となります。
シュウ酸はお湯や水に弱く、溶け出す性質を持っています。
そのため、下茹でなどの処理によって成分を除去することが必要なのです。
野菜ジュースなどにもほうれん草を使用したものがありますが、一度熱して加工してあるものであれば安心です。
しかし、シュウ酸を取りすぎてはいけないと言われる目安量は1日に1kgです。
このことからも、ほうれん草だけが健康に良くない成分を含み、胆石などの病気をもたらすとは言いにくいのではないでしょうか。
胆石が出来ることを防ぐ
ほうれん草に含まれる成分を摂取しないということ以外にも、胆石を予防する方法があります。
まずは魚や食物繊維などを多く含む食材を摂取し、栄養バランスの整った食生活を送ることが大切です。
バランスの取れた食事は、胆石を含め、生活習慣病の予防にも繋がります。
また、魚や野菜に含まれる栄養素は、コレステロールの低下を促すことで胆石の予防に効果が期待できるのです。
胆石は、出来てしまっても症状が現れにくいことが特徴です。
定期的な健康診断や精密検査は必要なのです。
まとめ
目安として、1日に100g程度のほうれん草を食べる分には、健康に影響はないとされています。
また、1度過剰摂取をしてしまったとしても、多量の水分補給をする事で尿となって排出されます。
これは、シュウ酸の水に弱いという性質によるものです。
ほうれん草だけに過敏にならず、その他の食生活や生活習慣を意識することの方が、病気予防には効果的であると言えるでしょう。
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