ピーマンの種とワタは取り除くのが当たり前と大半の方が思っているでしょう。
しかし、この部分には優れた栄養素が実は含まれているのをご存知でしたか?
目次
ピーマンの種は毒があるから食べられないの?
ピーマンの種には毒があるから食べられないというのは、
迷信や子供が嫌うためにそう言われています。
確かに、天然の毒であるアルカロイドは含まれていますが、
有害なものではないので安心して食べることが出来ます。
調理で種やワタを取り除くのは、舌触りが悪くなることや見た目の印象、
苦みを感じることなどから昔から捨てていたと言うだけです。
ただし、果肉部分は変化が無くても種が変色して鮮度が落ちていることがあるので、
早い段階で食べるようにすることをおすすめします。
独特の苦み成分は種に多く含まれている
ピーマンと言えば、独特の苦みと風味があるので、
好き嫌いが大きく別れる野菜の一つですが、
これは主に種とワタに含まれている「ピラジン」という成分のために起こります。
昔から、この成分によって苦みを強く感じるために
いつの間にか習慣として取り除くのが定着したのかもしれませんね。
「ピラジン」は血液の流れを良くする効果がある
嬉しいことに、この「ピラジン」には血液をサラサラにする効果があります。
生活習慣病の予防にも役立てる成分です。
サラサラにする効果によって、
脳梗塞、心筋梗塞、血行促進、冷え性の改善の効能が結果的にあります。
ですから、これまでは夏野菜というイメージを持っていた方でも、
年間を通じて積極的に食べることで予防が出来るようになるので、おすすめの野菜です。
さらに、血行が良くなることでダイエットもしやすくなるという魅力もあります。
「カプサイシン」はアドレナリンの分泌を促進できる
また、果肉部分よりも多いのが「カプサイシン」。とうがらしでもお馴染みの辛味の成分です。
この成分は、脳を刺激する作用があるので、アドレナリンの分泌を促してくれます。
その他、発汗作用によって脂肪を燃焼させやすくなるので、
ダイエット目的でも味方になってくれます。
まとめ
普段は捨てていた種やワタには、実はこんなにも貴重な栄養素が含まれているのです。
これからは、ピーマンの概念を取り去って丸ごと食べて栄養素を補給したいですね。
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