虫が食べる葉っぱはおいしい証拠なんて言いますが、気持ちのよいものではありません。
家庭菜園を始めたばかりのころ、紫蘇の葉が一晩で茎だけになった事があります。
小さな虫でも成虫になるためには、柔らかいおいしい野菜ならもりもり食べてしまいます。
たった一晩で、大半の野菜が穴だらけになってしまうこともあります。
早い時期に虫が入るのを防ぎましょう。
キャベツの葉に穴があく原因は?
キャベツの葉に無数の穴があいていることがありますが、原因は夜盗虫です。
ヨトウ虫と読みます。
夜に活動する蛾の幼虫の総称です。
葉物野菜を特に好みますが、全ての野菜に被害柄及びます。
被害があった作物の下あたりに掘ったあとがあればヨトウ虫の仕業です。
ヨトウ虫の退治の仕方
ヨトウ虫は成長すると退治しにくいので幼虫のうちに駆除します。
葉の表が白っぽくなっていたら葉の裏を確認して下さい。
ヨトウ虫は一箇所に卵を産むので卵のうちに駆除します。
また成虫が飛来してきて卵を産むので防虫ネットは必要です。
顆粒タイプの駆除剤を予め撒き、また発生した形跡があれば、葉の裏を見回り駆除します。
ヨトウ虫は夜行性なので、昼間のうちは土の上の落ち葉の裏なんかに隠れています。
野菜の葉の上にはいません。
土の上に黒い糞がバラバラ落ちていないかも目をこらして確認します。
家庭菜園なら、天然由来の駆除剤を使いましょう。
もし、放置して成虫になってしまったら、近隣の畑にもひどい被害をもたらしますので、注意を怠らないようにしましょう。
まとめ
子どもが昆虫を飼っていたときに、鈴虫のカゴにも、カブト虫のカゴにもキュウリとキャベツが入れてありました。
キャベツはアブラナ科に属します。
アブラナ科の野菜には、ヨトウ虫の他にもアブラ虫や蝶々の幼虫、カタツムリなどたくさんの虫たちが好んで食べます。
苗を植えたらすぐに防虫ネットのトンネルを張ります。
害虫対策を怠るとキャベツはあっという間に穴だらけになってしまいます。
穴だらけのキャベツでも見栄えは悪いのですが、きちんと洗浄すれば食べても問題ありません。
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