紫キャベツは、彩りが良いのでサラダやサンドイッチに加えると映えますよね。

いわゆる「インスタ映え」にも向いている野菜です。

でも、普通キャベツは黄緑色をしていますよね。

どうして紫キャベツは紫色をしているのでしょうか?

理由について、調べてまとめてみました。

キャベツ 紫 理由

紫キャベツが紫色をしている理由

紫キャベツには、アントシアニン系の色素であるルブロブラシンというものが含まれているために、紫色をしているそうです。

アントシアニン系の色素を含むのは、他にも、赤シソやプルーンなどが挙げられます。

紫キャベツの汁にお酢を加えると色が変わるのはなぜ?

紫キャベツの汁にお酢を加えると、色が変わります。

紫キャベツの紫色は、紫キャベツの汁が中性の状態のときの様子で、波長の長い緑の光を吸収するために、緑色に見えるのだそうです。

そこへお酢を加えると、お酢は酸性なので、紫キャベツの汁は酸性になります。

すると、赤色以外の波長の短い紫や、青の光を吸収するので、赤色に見えるのだそうです。

逆に、アルカリ性になると、波長の長い赤や緑の光を吸収して、青色に見えるそう。

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紫キャベツの性質を利用すれば酸性かアルカリ性かわかる

上記のような性質から、赤キャベツの煮汁に食品を加えると、その食品が酸性なのかアルカリ性なのか、色で確認することができるそうです。

この話、どこかで聞いたことがありませんか?

そうです、紫陽花の花と一緒ですね。

土壌が酸性であれば赤色に近い花が咲き、アルカリ性の土壌であれば青色に近い花が咲きます。

紫キャベツは生で食べるのがおすすめ

紫キャベツの汁で面白い実験ができることはわかりましたが、紫色の汁、あまりおいしそうだとは思わないですよね。

ですので、スープよりも、サラダ等で生のままいただくのがおすすめです。

栄養価も、生のまま摂った方が損失が少ないのだとか。

まとめ

紫キャベツが紫色をしている理由について、アントシアニン系の色素が含まれているからだということがわかりました。

中性であれば紫色ですが、もしお酢を使って料理したら、アントシアニンが反応して赤色に変わってしまうかもしれないですね。

以上、紫キャベツが紫色をしている理由についてまとめました。

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