玉ねぎの花はとてもきれいで中には生け花にする方もいるくらいです。
白くて小さな花が沢山咲くのが特徴です。
玉ねぎは花が咲くつぼみができてしまうと、開花に栄養を取られて食用となる根の部分が育たなくなってしまうので、食用として栽培しているのならばどうにかしないといけない部分となります。
今回はそんな玉ねぎの花について紹介していきたいと思います。
トウ立ちと呼ばれる現象について
玉ねぎの花が咲く、つぼみを携えた茎が生えてくることをトウ立ちと言います。
こうなると球が太らずに固い茎のような状態になってしまうそうです。
トウ立ちの原因は?
苗が大きいとトウ立ちが起こる可能性が高くなるそうです。
というのも寒い条件下が長く続くとこのつぼみを持った茎が生えてくる成分が分泌されてくるからといわれています。
しかもこの成分は種の状態よりもある程度育った状態で起こりやすくなるので、苗から育てるとトウ立ちになってしまう可能性が高いです。
また種まきの時期が早い品種ですと、本格的に寒くなる前に同じような状態になり、トウ立ちを起こしやすくなるといわれています。
その他には水、肥料が不足するとトウ立ちの確率が高くなります。
常に湿っている状態は避けなければなりませんし、乾燥している場合には案外わかりにくいので毎日土の状態をチェックするようにしましょう。
トウ立ちした時の対策は?
どれだけ気をはっていてもトウ立ちさせてしまう時はあるので、ある程度は割り切ることも必要でしょう。
伸びてきたつぼみはできるだけすぐに切り取ってください。
少しでも球の部分を太らせることが収穫時期を修正するのに必要な条件となります。
あとは予防策ですがなるべくストレスを与えないように栽培する環境を整備してあげることとなります。
ストレスを感じると種を残そうとする活動が活発になりますので、気を付けてください。
まとめ
食用として栽培するのであれば避けなければいけないトウ立ちですが、そのまま育てれば種を入手することができます。
ある程度育てることに慣れてきたら種から育てるためにわざとトウ立ちを誘発させてみるのもいいかもしれませんね。
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