玉ねぎですが、いろいろな栄養素等が含まれており、私たちに様々な効果をもたらしてくれると言われています。
しかしながら、その玉ねぎがすべての動物にとってよいものかというと、そういうわけではないようです。
そこで今回は、人以外の動物が玉ねぎを食べると、どういうことが起きるのかについてまとめてみました。
玉ねぎ中毒とは
人間には様々な栄養をもたらしてくれる玉ねぎですが、人間以外で玉ねぎを食べられる動物はサルやネズミなど一部に限られます。
犬や猫などのペットが玉ねぎを食べると、栄養を得られるどころか玉ねぎ中毒になってしまうと言われています。
玉ねぎ中毒を起こすと、貧血、下痢・嘔吐・黄疸・血尿、酸欠などの症状が起きると言われています。
命に関わるほど多量には食べられないと言われますが、可能性としては命に関わることもありますので、注意するにこしたことはありません。
玉ねぎ中毒が起きる要因
玉ねぎには「アリルプロピルジスルファイド」という成分が含まれて、これが玉ねぎ中毒の原因になると言われています。
これは硫黄化合物で、他の野菜に比べ玉ねぎには特に多く含まれています。
この「アリルプロピルジスルファイド」が犬や猫などの赤血球のヘモグロビンを壊してしまうことで貧血などの中毒症状につながると言われています。
ちなみに人間の場合は、その赤血球の破壊を防ぐ物質があると言われていますので、中毒にはなりません。
とはいえ、ものすごく多くの量の玉ネギを大量に食べると中毒が起きる可能性はあります。
どれくらいの量のタマネギを食べると中毒になるかというと、犬の場合は、体重1kgあたり15gか20g、猫の場合体重1kgあたり28gほどと言われています。
少量なら食べても大丈夫と言われることもありますが、食べさせない方が無難でしょう。
まとめ
玉ねぎを食べることができる動物は限られています。
特にペットには食べさせないほうがよいでしょう。
玉ねぎ中毒になる可能性が高いためです。
もし玉ねぎを食べさせてしまったら、すぐに獣医へ相談しましょう。
大切なペットの健康を損なわないよう注意してあげてください。
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