梅は春の訪れを感じさせてくれる、日本を代表する花のひとつですよね。

庭などに植え、花を見て楽しんだり、実を収穫して楽しむ人も多いと思いますが、他の花木と同じようにもちろん、病気にかかることがあります。

この記事では、梅がかかることがある「縮葉病」と「かいよう病」について、まとめていきたいと思います。

梅 縮葉病 かいよう病 農薬

縮葉病と農薬

縮葉病とは、新しい芽が伸びはじめてきた4月ごろから、葉が縮れたようになってしまう病気です。

葉が膨らんだり縮んだり、ボコボコとしたゆがんだ見た目になりますが、すべての梅の品種に起こるものではありません。

いくつかの特定の品種の梅に発症するそうです。

冬頃、「石灰硫黄合剤」という市販されている農薬をスプレーすることで、縮葉病の予防になるそうです。

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かいよう病と農薬

かいよう病の病原菌は、梅についた傷口や気孔などから進入し、比較的早いペースで感染が広がります。

かいよう病にかかると雨や風により病原菌が飛散し、感染範囲が広がる傾向にあります。

また、一度かかると病原菌が枝などで越冬し、数年間かいよう病の症状が出やすいとされています。

主に3月~4月に多く、この時期に雨が多いと、例年よりリスクがあがることが多いです。

防除の方法としては、風当たりが強いようなら防風ネットを設置したり、水はけが悪いようなら排水を良くし、乾きやすい状況を作ることがよいでしょう。

また、かいよう病に使う農薬が市販されていますので、適切に使用しましょう。

農薬の散布は、強雨の前に行うことが効果的だそうです。

かいよう病は、かかると治療や完治が少々難しい病気だそうですので、予防をしてなるべくかかりにくくする対処が必要です。

まとめ

梅がかかることがある病気はいくつもありますが、縮葉病やかいよう病もそのひとつです。

かいよう病などにかかっても実を漬けて梅酒などにしていただくことは可能ですが、なるべくかからない方がよいのはもちろんのことですよね。

中には、農薬などを使っても対処が難しい病気もあります。

衰弱してどうしようもない…などということにならないように、早めの対策を心がけたいですね。

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