レタスは1年を通して栽培され、収穫されています。
ですが、レタスの栽培は、「難しい種類」に入るそうです。
日本には四季があり、気候も安定しません。
そんな中でのレタスの「始めの1歩」である発芽について調べてみたいと思います。
レタスの発芽
レタスの種は、数年保存できることが分かっている様です。
また、家庭菜園で採取した種には、発芽に不安があるそうです。
そこで、発芽するかどうかを確かめなければならないということです。
- 浅い容器にペーパー(ティッシュペーパーなど水をよく含む素材)を敷く
- ペーパーがすっかり馴染むくらいの水かさにする
- レタスの種を並べる
- 気温の安定した部屋の中に置く
- 発芽すれば、そのまま、まくことができる
レタスの発芽にかかる日数
発芽までにかかる日数は、その植物(野菜)の種類によっても違いがある様で、最長では1週間、短いものでは3日ほどとなっている様です。
条件の良好なレタスの種であれば、約1週間で発芽するということでした。
レタスに適した温度は?
レタスの発芽を含む育成に適した温度
- 冷涼性野菜に分類:暑さには弱く、寒さには多少強い
- 発芽の適温:15~20℃(最低限界4℃~最高限界25℃)※10~22℃で発芽し、25~30℃で発芽が抑制される
- 育成の適温:15~20℃(最低限界5℃~最高限界25℃)
これらの温度を保つ環境作りに、最も気を遣う様です。
レタスは、最高限界気温の25℃に達すると発芽を止めてしまう「休眠状態」に入ります。
その様な環境の中に置かれたら、レタスは、発芽することなく終わってしまい、地中の生き物によって分解されてしまうでしょう。
レタスの発芽には、アブシジン酸が大きく関わっている様ですが、まだまだ解明されていないのが現状とのことでした。
レタスの発芽に適した温度を保つためには
レタスの発芽までには、1週間ほどかかるということが分かりましたが、その発芽に適した温度は、15~20℃ということでした。
しかも、朝晩と日中の気温差が急激な変化ではなく、緩やかに変化することが望ましいということです。
レタスにとって、この温度の変化が、発芽に良い刺激を与え、促進しているそうです。
農家では、専用の発芽室(ビニールハウスなどで温度を一定に保てる環境)で発芽させてから、畑に苗を移植しているということです。
まとめ
レタスの発芽には色々な条件がありますが、温度は15~20℃と限られていて、それよりも低いと発芽が遅れ、逆に高いと、発芽しない「休眠」を起こすなど、低すぎても高すぎても発芽に影響するということが分かりました。
プランターなどでレタスを栽培する場合は、気温の変化が大きくならない様に、置く場所を変えることができますが、農家などでは、あらかじめ発芽室で発芽を成功させてから、畑に苗の状態で移植している様でした。
朝晩の気温が急激に変化する秋には、レタスにとって辛い季節となる様です。
そのために、レタスには、「春まき」と「夏まき」と呼ばれる時期の栽培方法がとられているのでは、と考えます。
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