レタスの産地では、一面に広がるレタス畑が緑の絨毯の様で、とても美しく映ります。
ですが、収穫となると、稲の様に農機は使用できず手作業でしょう。
どれほど時間がかかるか想像も付きませんね。
今日は、レタスの収穫などについて調べてみました。
目次
レタスの収穫方法
レタスの種類によって、収穫方法が違う様です。
例えば、玉レタスとリーフレタスを比べてみましょう。
玉レタス(玉になる)の収穫方法
- 成長したレタスを手のひらで軽く押さえてみる
- 玉が引き締まって弾力を感じたら収穫
- 専用の鎌(包丁)で、レタスの茎部分を押して切る
リーフレタス(玉にならない)の収穫方法
- 家庭菜園の多くは、外側の葉から、必要な枚数だけ収穫する(掻き取り収穫)
- 出荷目的などは、玉レタスと同じ様に、株の根元から専用の鎌(包丁)で収穫する
ほかにはサニーレタスなどの様に完全な玉にはなりませんが、中心に向かってまとまる種類の様です。
収穫方法は、リーフレタスと同じやり方をするそうです。
レタスの収穫日数
玉レタス
- 春まきは、約2か月
- 夏まきは、約1か月
夏まきより春まきの方が、多少多く栽培する様です。
1日に収穫するレタスの数は、平均で1件の農家では1000~2000個ほどということです。
リーフレタスやサニーレタスなど
- 家庭菜園の多くは、必要な枚数だけ収穫する(掻き取り収穫)ので、その都度収穫
※1回の収穫では3~4枚程度に留め、必ず、追肥をする
- 出荷の場合は、玉レタスと同じ
レタスの収穫にかける時間
レタスの収穫は、ほとんどの農家の場合、ほぼ毎日、夕方から夜中にかけて行なわれる様です。
雨が降り続くとレタスが出荷できなくなる様なので、天候を見て収穫に出る農家もあるそうです。
レタスの出荷までの時間
農家は農協を通じ、できるだけ新鮮な内に店頭まで到着する様に工夫している様です。
- 夕方から夜中にかけて収穫したレタスは、明るくなるまで農家の倉庫(農舎)で保存
収穫後1度農舎で休ませることで、余分な水気が抜けてレタスその物の水気が残り、返って新鮮なまま保存されるそうです。
- 農協などの予冷センターでレタスを-5℃の真空予冷する
レタスの芯まで冷やすことで新鮮さを保持するのです。
- レタスは包装機にかけられて、見慣れたフィルムで包まれ、段ボール箱に詰められる
- 冷蔵コンテナやトラック(総称して「ゴールドチェーン」という)で出荷される
収穫から出荷までは、かかっても1日ほどの様です。
まとめ
レタスは、広い畑一面に植えられます。
そして、収穫もほぼ同時期に集中します。
農家では、人手不足が問題になっている様ですが、何とか1か月ほどの間に収穫を終え、毎日の様に出荷している様でした。
収穫方法は、株ごとの収穫で、一旦農協などの真空保冷庫(-5℃)で保存され、新鮮さを保ちつつ、店頭まで運ばれるそうです。
レタスは、収穫したら時間との勝負の様に感じます。
最近の農家は、サラリーマンの様に労働時間を決め、休日も取れることを目指している様ですが、やはり、例えばレタスの収穫期には、鮮度を保つために農家総動員して、時には、収穫要員を募集して、夕方から夜中に収穫することも当たり前の様でした。
そんな中でも、「朝取りレタス」などは、この様な農家の苦労が、はっきりと分かることの様に感じました。
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