例外もありますが、一般的に土の上でできる野菜は水に浮くといわれています。
例えばピーマン。
中が空洞なのでよく浮きそうですよね。
それにしても、あの空洞にはどんな気体が入っているのでしょうか?
とても気になったので、調べてみました。
中の気体の正体は?
ピーマンの仲間のトウガラシは、中に空洞はありますが、ピーマンよりは少ないですよね。
ピーマンはトウガラシを品種改良してできた野菜です。
なので、品種改良によって空洞部分も大きくなったのです。
そして、その空洞の中にはどんな気体がつまっているのか?
答えは「空気」です。
ガス・クロマトグラフィーといわれる装置での測定結果、果肉の外にある空気とほとんど同じだったそうですよ。
少しだけ、外気とくらべて二酸化炭素が多いようですが、極端に二酸化炭素濃度が濃い、というようなことではないといいます。
また、緑色のピーマンだけではなく、赤ピーマンやパプリカの中身も、同じく空気が入っています。
ピーマンは上のヘタの部分に気孔があって、その気孔で空洞の気体と外気との交換がおこなわれています。
外からは見えませんが、ヘタの下の部分には種があり、その種が呼吸するので、中の二酸化炭素濃度が少しだけ濃いようです。
おいしいピーマンの見分け方
ヘタの部分に気孔があったとは驚きでしたが、もう一つ、ヘタに隠された秘密があります。
ピーマンは、ヘタの形でおいしいかどうかを見分けることができるのです。
手元にピーマンを用意して、ヘタの部分をよく見てみてください。
何角形の形をしていますか?
ピーマンは、ヘタがきれいな六角形だと甘くておいしいといわれています。
サラダなど、生で食べたいときや、苦みが苦手な人は、きれいな六角形のピーマンを選ぶとよいですね。
まとめ
ピーマンの中の気体が空気だとわかってスッキリしました。
最近は袋詰めされたものがほとんどですが、ばら売りされているときにはヘタの六角形を参考に買うのがオススメです。
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