長ネギは家庭菜園でも栽培する方が増えてきていますが、比較的難易度の高い野菜といわれています。
それはなぜかというと長ネギは深根ネギのため土寄せや、追肥などの手入れが必要でそのためのスペースが必要になります。
一般家庭の庭先で手軽に栽培するというわけにはいきません。
また栽培から収穫まで約1年ほど期間が必要なため、初心者にはあまり勧められない野菜といえます。
それでも長ネギは乾燥も可能で使い勝手がいい食材なので頑張って育てたいですね!
長ネギの病気『さび病』
長ネギのさび病は葉の部分に変化が出る病気です。
初期の段階は白くて小さな斑点が出てきます。
やがてその白い斑点が少しずつ褐色の斑点に変化し、葉の表面が赤褐色に変色し放っておくと枯れてしまいます。
発生時期は秋が多く、冬、春と期間も長く発生します。
さび病は一度かかってしまうと伝播が早く広範囲に広がってしまうので早めの対処が必要です。
さび病の原因と対策
さび病の原因は『さび病菌』の伝染によって発症する病気で、寒くなる時期の土中の窒素バランスや湿気過多、栽植密度が関係しているといわれてます。
さび病菌の正式名称は『サビキン目』といって植物に寄生する絶対寄生菌と呼ばれる菌です。
さび病の対策は?
さび病対策には適切な肥料の追肥と水はけがよく湿気が少ない環境と、十分日光が当たる栽植密度の設定があげられます。
それでも発生してしまった場合は農薬(除菌剤)の使用を考えましょう!
さび病に効果のある農薬は?
相手はサビキン目の担子菌門目(きのこ類と同じ)の1つなのできのこ由来の『アミスター20 250ml』などが効果的といわれています。
このアミスターの成分もキノコ由来なので安全性も期待できます。
また菌が作物に侵入する前に効果が発揮されるので予防効果もあります。
食物内部に取り込まれやすい浸透性も高く薬剤の効果が満遍なく行き渡ります。
さび病を確認したらできるだけ早く対応したいもんのですね。
まとめ
さび病の原因は肥料と栽植密度と湿度、日光が影響していることが分かりました。
また、きのこ由来の『アミスター』という薬剤が有効です。
長ネギは作物としては丈夫な方ですが、ひとたびさび病などの病気にかかるとあっという間に拡散して大被害に繋がりかねません!
栽培をしている方は長ネギをこまめに観察し予防に努めましょう!
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