どうして白菜はボールのように丸くなるのかと思ったことはありませんか?
丸くなる現象を結球というそうですが、どうやって、どういう理由で結球するのでしょうか?
調べてみました。
白菜の結球とは
白菜は生育の後半となる種まき後30日くらいで、気温が15℃~17℃の頃、外葉が20~30枚くらいになると生理現象で結球を始めると言われています。
その、生理現象とはどんなものでしょうか?
まず、生育した白菜の苗は、時期が来ると成長を促進する働きのある植物ホルモンの一種であるオーキシンという物質が増えてきます。
オーキシンは白菜の葉に日光が当たると葉の表面から裏側へと移動し、葉の裏側にある細胞を膨らませます。
そのことで、内側にある葉が徐々に立ち上がり、巻き込んだ葉になり、折り重なって層を作ると言われています。
白菜を結球させるには、気温が15℃くらいまで下がる日の30~35日ほど前に種まきを済ませるといいでしょう。
気温が高い20℃くらいうちに株を大きく育て、葉の枚数を増やしておくことが重要です。
結球しない原因
- 肥料不足
白菜は肥料を好む野菜です。
追肥を怠ると成長も阻害されてしまいます。
外葉が大きく育たなければ結球することができないので肥料が切れないよう注意しましょう。
- 種まきの時期の遅れ
結球が始まる15℃前後に気温が下がるまでに株を大きく成長させなくてはいけません。
結球の30~35日前までに種をまくようにしましょう。
- 日照不足
外葉によく日が当たらないと結球しないと言われています。
- 病気や害虫被害
成長が阻害されると、結球の時期までに株が大きくなれないですから、事前に予防対策を施しましょう。
以上のことが原因と言われています。
天候の不順が原因の場合はどうすることもできませんが、肥料の量や病害虫の対策などできることは注意をして栽培しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
白菜が結球するには様々な条件があるんですね。
せっかく育てた白菜が結球しないなんてことが無い様に、栽培を始める前の準備から充分気を付けましょう。
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