大根の皮には普段我々が食べる部分よりも多くの栄養が含まれているとされており、栄養が多いと言われる大根葉と並んで、ぜひ捨てずに食べたい部分の一つです。
大根の皮を用いたきんぴらや、皮ごとじっくりと煮込むことでとても美味しく頂けるのですが、普段は捨てるはずの皮ということで、農薬が心配だという方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、大根の皮に付着する農薬と、登録農薬とは何かについてご紹介します。
登録農薬とは?
大根を栽培して販売するには、販売できるぐらい多くの大根を栽培する必要がありますよね。
農薬の種類は4000以上と驚くほど多く、その中身は常に入れ替わっているそうですよ。
農薬自体は4000種類と数多いですが、その中でも野菜により、個別で使える農薬の種類が指定されています。
大根は病気や害虫に対する農薬を合わせると50種類以上の農薬が登録農薬とされています。
50種類も農薬を使うの!?と数だけ聞けばびっくりしてしまいますよね。
しかし、中には会社だけが違い、成分は同じである農薬が多くありますので、全てを使用するわけではありませんし、使用回数や使用時期など細かく定められています。
それに、指定されている農薬以外の農薬を使う事が出来ないように定められていることから安心していいそうですよ。
大根の皮には農薬がついている?
しかし、数多くの使用できる農薬があるため、大根の表面は農薬に汚染されているかも・・と悩む人もいることでしょう。
日本では、残留農薬についてとても厳しく指導しており、抜き打ちで検査が行われているそうです。
大根に関しては、葉や皮を含めた全ての部分において検査対象とされており、皮を食べても安全性は高いそうですよ。
とはいえ、検査段階で基準値ギリギリ通っている可能性も0ではありませんよね。
基準値自体が、生涯に渡り摂取し続けた場合の健康への影響値である「ADI」と、短期間に通常値を超え多く摂取した場合の健康への影響値である「ARfD」という二つの基準があり、これらの数値を下回るよう考慮して定められています。
農林水産省のホームページには、農薬の使用状況が出ており、26年度では99.95%の農家で農薬の使用が守られているという結果が出ています。
まとめ
今回は、大根の皮に付着する農薬と、登録農薬とは何かについてまとめてみました。
大根の皮や葉にも残留農薬はほとんど検出されないように出来ているということがわかりました。
農薬については安全性という面で気にする方が多いと思いますが、安心してよさそうです!
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