ニラは独特の風味が特徴のスタミナ野菜というイメージがありますが、実は豊富な栄養素がバランスよく含まれ、体に優しいヘルシー野菜でもあるのです!

特にβカロテンやビタミンKは野菜類でもトップクラスでその他にもカルシウム、食物繊維なども豊富です。

βカロテンは可食部100gあたり4400μg(茹での場合)でニンジンやほうれん草には及ばないものの高い数値が出ています。

βカロテンは抗酸化作用があり、体内の活性酸素を抑える働きがあると言われています。

その影響で動脈硬化の予防やアンチエイジングの効果も期待でき、美容に気を使う女性の皆さんにも是非毎日の食事に取り入れて頂きたい野菜といえます!

ニラは生命力が高く根元を残しておけば葉の部分をカットしてもまた伸びてきます。

このため家庭菜園でも初心者の入門用に始められる方も多く、プランターなどの限られてた環境でもすくすく育つことからとても人気があります。

栄養素が高くヘルシーなニラを家庭で栽培するのは賢い選択だと思いますよ!

ニラ 虫 卵 駆除

ニラに虫が!?ニラの害虫と葉に付着する卵?

ニラには臭い成分で疲労回復や殺菌効果があると言われるアリシンが含まれています。

強烈なに臭いで害虫なんて寄せ付けないと思われがちですが、やはり害虫にも強者がいます。

アブラムシ系(特にネギアブラムシ)やハモグリバエ、ヨトウムシ(ガの幼虫)などの害虫はニラにも寄生し、食害や汁吸によって被害をもたらします。

アブラムシなどは羽の生えた成虫が飛来し葉の裏などに直径1mm~2mm程度の多量の卵を産み付けます。

ヨトウムシの成虫であるヨトウガも他所から飛来してくるので予防はとても難しいです。

卵を発見したら直ちに潰すのが最も確実な方法ですが、増殖させないためにも葉ごと、株ごと処理するのをお勧めします。

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害虫の駆除

ニラの害虫は前述の通り、アブラムシを筆頭にハモグリバエ、ヨトウムシなどタフな害虫のリスクに晒されています。

葉の裏側にびっしり張り付き、汁吸するアブラムシは一度発生してしまうと爆発的に繁殖してしまいます。

家庭菜園で規模が小さい場合は、ガムテープなどで地道に絡めとるのが確実な方法ですが、手間と時間がかかります。

無農薬で駆除するなら唐辛子スプレーを試してみることをお勧めします。

アルコール度数の高い酒類に唐辛子を1ヶ月ほど付けたものを水で薄めて散布する方法です。

独特の刺激臭からアブラムシなどはとても嫌がり逃げだしていくようですが、滅するわけではないので唐辛子成分が水で流れたり揮発してしまうとまた害虫が戻ってくるようです。

やはり発生させてしまった場合は「オルトラン」などの殺虫剤を使用することになるでしょう。

まとめ

ニラには害虫が付きにくいと言われていますが、条件が整うと害虫たちは確実に発生し被害が拡大してしてしまいます。

栽培する方は育成状況と合わせて葉、茎の状態を観察し虫が付いていないか確認することが必要です。

もし発生させてしまった場合は、状況に合わせた対応をすることをお勧めします。

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