ニラとスイセンは見た目が似ており、スイセンを食べてしまう事により食中毒を起こすという事故も増えています。
ニラとスイセンは似ていますが、匂いや見た目にも多少の違いがあります。
しっかりと区別をして、間違えてスイセンを食べてしまわないように注意をしてください。
食中毒を起こす?スイセンの毒とは?
スイセンを含む植物には、リコリンとシュウ酸カルシウムが含まれています。
毒を持っている部分は球根。
ただし、基本的には球根部分に多く含まれていますが、スイセンは葉の部分にも含まれています。
スイセンであれば、10g程度で命に関わるほどの毒性があります。
触るだけでも危険であるため、十分に注意が必要です。
毒性による症状
スイセンの葉に触れただけでも、皮膚炎を起こす場合が多いです。
スイセンを食べてしまった場合、嘔吐や下痢などの一般的な食中毒の症状や、昏睡状態や心不全になる場合も。
食べた後、30分程度で発症します。
これは人間だけではなく動物にも起こるため、ペットを飼っている方は注意が必要です。
ニラとスイセンは見た目が違う
スイセンは葉が太く、ニラは細いため区別はしやすいと考えられます。
しかし、葉の太さが売りのニラもあるため、区別が難しいと感じる方もいらっしゃるかも知れません。
基本的にスイセンは葉の厚みがあります。
匂いも異なります。
ニラは、独特の匂いがありますが、スイセンにはニンニクの様な匂いがありません。
植物の匂いがするため、見た目で判断出来ない時には匂いを確かめてみても良いでしょう。
スイセンは球根がありますが、ニラにはありません。
根元を見ると瞬時に区別が出来ますね。
【誤食注意】ニラ(食用)とスイセン(毒)。切ってあったらまずわからない。 pic.twitter.com/8plTP4Yh1F
— ラリ@激裏情報(電波オークション断固実現 (@_larry___) 2016年5月18日
まとめ
スイセンは、見ているだけであれば美しく、家庭菜園で楽しむ方も居ます。
見た目や匂いで区別が出来るニラとスイセン。
しかし、ニラかもしれない、食べられるのでは?と、迷ってしまうくらいであれば食べない方が賢明です。
ニラはスーパーで購入しても100円前後。
この価格のためにリスクを負う必要はないですよね。
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