酸味が特徴的なトマトですが、苦手な方にとってはそれがネックになることが多いですよね。
おいしく食べてほしいけどどうすれば口当たりもまろやかになるのでしょうか?
その方法についてです。
トマトの酸味を抑える方法とは?
トマトの酸味の正体はフルーツなどにも含まれるクエン酸です。
トマトの9割はクエン酸でできているのです。
酸を中和するにはアルカリの力が必要です。
そこでトマトを料理する時にはアルカリ性の食物を一緒に使うことで酸味を抑えることが出来ます。
えのきやエリンギやマッシュルームなどのキノコ類はアルカリ性食物なので、トマトと一緒に炒めると中和して酸味が抑えられてまろやかになります。
またオリーブオイルなどもアルカリ性なのでトマトの酸味を抑えてくれる強い味方なのです。
調理によって酸味が甘みに変わる!
トマトの酸味をまろやかな甘みに変える方法はじっくりと煮込むことです。
トマトのホール缶をお鍋でグツグツと煮ていくと水分が飛ばされます。
この水分を飛ばしきってしまうことが酸味を抑えるポイントです。
水分がなくなっていくと煮るから炒めるに変わっていくのでからからになるまで炒めたら強い甘みが引き出されます。
トマトスープにする場合はこのカラカラの状態から、また水を入れて煮込むことで、とてもまろやかなスープに大変身しますので是非試してみてください。
それでも気になる場合はコンソメなどを入れて調整するといいでしょう。
シェフも使う酸味を抑える裏技とは?
酸はアルカリで中和される原理を活かして、重曹を使うのです。
トマトソースなどを作る時には加熱したあとに火を止めて、少量の重曹を入れると泡が大量に出てきます。
その泡を消すように混ぜて、泡が消えれば酸味がまろやかな甘みへと変化します。
まとめ
調理していて感じることは中途半端な加熱は酸味が増すので、十分に熱することもトマトの酸味を消す大切なポイントなのだと思います。
チキンライスも具材とピューレをよく炒めてご飯をいれるといつもと違うまろやかなものに仕上がりました。
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