つるぼけとはどのようなことが原因でなるのでしょうか。
そしてつるぼけの対策はあるのでしょうか。
つるぼけのことについて解説させていただきます。
つるぼけを起こさないように参考にして下さい。
目次
さつまいもがつるぼけになる原因は?
さつまいもの茎や葉が茂り過ぎることが原因
葉や茎が茂り過ぎることで光合成で作られた養分が、大きくなり過ぎた自分自身の体の生命を維持するのに消耗されてしまって、根を肥大させるべき養分を根の方に還流する余力がなくなり、根が大きくならない現象を引き起こしてしまいます。
肥料が原因
茎葉の肥大に大きく影響を与える窒素からなる養分が多過ぎるとつるぼけが発生しやすいです。
肥料を与えなかった場合でも、前作の残肥が多かったり油かすや鶏糞など窒素の多い肥料を与えると、かなりの確率で窒素過多が原因のつるぼけを起こします。
つるの途中から根が多く出ることが原因
つるの途中から根が多く出てしまうことで、光合成養分の還流が分散されてしまう場合も、根に回す養分が減少するので個々のさつまいもが太りにくくなってしまいます。
この場合はつる返しすることで、容易に対策をとることが出来ます。
悪天候が原因・曇天・雨天の長期化・排水不良・土壌の過剰など徒長現象でもつるぼけが発生すると考えられています。
つるぼけの対策は?
- お天気が原因の場合は諦めるしかありませんが、徒長させないためには、畑は水はけの良い場所を選ぶようにしましょう。
- 出来るだけ高畝して水はけが良くなるように工夫します。
- マルチをしていない場合は晴天の日に除草も兼ねて溝あげします。
- 中耕することになり根に酸素が供給されやすくなって、排水が良くなり徒長を防ぐことができます。
- 養分の分散がおこらないようにするために、何度かつる返しをする必要があります。
- リン酸やかりだけの肥料を与えることで、窒素抜きの方法もあります。
肥料について
窒素を含まない特殊な肥料などを使って、葉面散布を行います。
葉面散布は直接葉から吸収するので即効性があるのが特徴です。
窒素無しでリン酸が多いことが有効に働きます。
第一PKを液肥として与える方法は、可溶性リン酸が窒素の肥効を抑えてくれます。
過リン酸石灰を追肥します。
まとめ
葉や茎ばかりが茂ってしまいさつまいもが太らなかったら、とても残念な思いをしてしまいますよね。
つるぼけの原因や対策の情報を参考にして予防対策をするようにしましょう。
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