ピーマンといえば一年中美味しく食べられる野菜のひとつ。

独特の苦みがピーマンの美味しさであり、炒める・煮る・揚げるなど、様々な料理に使えるという点も人気のひとつだと思います。

鮮やかな緑色も食卓に彩りを加えてくれて良いですね。

ついつい大量に購入してしまうピーマンですが、知らないうちにしわしわになっていたり、赤くなってしまうことはありませんか?

痛んでしまった…と捨ててしまう人も多いかもしれませんが、ちょっと待って!

実はそのピーマン、まだ食べられるかもしれません。

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ピーマンの賞味期限について

そもそもピーマンの賞味期限はどのくらいなのでしょうか。

野菜はほとんど賞味期限が書いてありませんから、自分で判断するしかないのですが、なかなか見ただけでは難しいところがありますね。

購入されるスーパーや八百屋さんでの保存状態にもよりますが、ピーマンの賞味期限は意外と長く、冷蔵庫で保存した場合は2週間、冷凍保存ならば2カ月ほど日持ちします。

新鮮な状態で食べたいなら、1週間のうちに食べるのが良いそうですよ。

ピーマンがしわしわになってきたら危険信号です。

しわしわというのは水分が抜けてしまっている状態ですから、賞味期限切れ寸前ということです。

しかし、そんなしわしわのピーマンを復活させる方法がある!というのです。

魔法の調理法!50度洗い

しなびてしまった野菜をシャキッと復活させる魔法のような調理法。

それは「50度洗い」というものです。

野菜がしなびていく原因は細胞から水分が失われていくことによるものですが、通常の野菜は水分の蒸発を少しでも抑えるために気孔が閉じられています。

ところが50度のお湯で洗うことで「ヒートショック」という現象が起き、これによって気孔が開くので、そこに水分が戻って新鮮な状態に戻るのです。

ピーマンも例外ではなく、2~3分ほどしゃぶしゃぶをするように洗うだけで復活しますよ!

しかし、一度は痛みかけたものですから、縦に半分に切って中身を確認してみましょう。

このときにタネやワタが黒ずんでいたり、異臭をはなっている場合は食べるのを諦めましょう。

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赤くなったピーマンは美味しくなった証拠!

実はピーマンが赤くなるのはごく普通の事だそうです。

普段私たちの見ている緑のピーマンは「未熟な状態」であり、赤くなるのは完熟した証拠。

決してパプリカに転生したわけではないのです。

完熟のピーマンはフルーツのように甘く、栄養価も緑の状態より高いのだそうです。

オーブンで素焼きにするだけで美味しいので、ぜひ捨てずに食べてみましょう!

まとめ

ついつい買いすぎてダメにしてしまいがちな野菜ですが、なるべく食べられるなら食べたいですよね。

その方がゴミも減らせてエコになりますし、お財布にも優しいです。

この記事をご覧になって、野菜の賞味期限について見直していただけたら…と思います。

特にしなびてしまったピーマンや他の野菜も、是非50度洗いにチャレンジしてみてくださいね!

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