離乳食初期にも使われるくらいのトマト。
しかしその反面消化に悪いという話も良く聞きます。果たしてトマトは消化に悪いのでしょうか?
トマトを食べて下痢になってしまうのには何か原因があるのでしょうか。
トマトで下痢になるのは
夏野菜の王様ともいえるトマト。
最近では一年中買うことが出来ますが、トマトに限らず夏にとれる夏野菜というのは内臓を冷やしやすい野菜なのです。
暑い夏を乗り切るため、内臓を冷やす役割を果たす夏野菜。
その中でも身体を冷やす代表なのがトマトなのですが、近年一年中出回っている為に下痢体質の人が季節外れにトマトを食べると内臓が冷えて下痢を起こしやすくなるのです。
下痢が続く場合は胃腸機能が低下しているので身体を冷やす野菜や果物は控えるようにして温めましょう。
トマトを食べる場合は煮込み料理などにして温めて食べるようにするといいでしょう。
もともと胃腸があまり強くない人は、夏の暑い時期以外はトマトを避けるか、トマトを加熱することをお勧めします。
これはトマトに限らず夏野菜は身体を冷やすので時季外れに食べる際は気をつけましょう。
トマトの皮について
トマトの皮が便に混じって出てくるなんて言う事があったりします。
便というのは吸収できなかったものが集積されて排出されるものなので、単に吸収されなかったものという事になります。
食物繊維を沢山とると便が沢山でるのはまさにこれで、繊維質が多いものを食べれば便の量が多くなるわけです。
そして消化吸収能力が低いと下痢になってしまうということになります。
なので離乳食初期などに使われるのは実の部分のみで皮や種は取り除きます。
消化吸収機能がまだまだ未発達の乳幼児は皮や種は消化されずそのまま得てきてしまいますし、下痢を引き起こしかねないからです。
なので胃腸が強くなく、調子の悪い人は皮と種を取り除いて食べるほうがいいでしょう。
離乳食時の時ももちろん皮などは取り除くのですが、実もきちんと火を通しましょう。
トマトアレルギーとは
その他に下痢になる可能性として、トマトアレルギーがあります。
トマトはナス科の植物でアレルギーで、アレルギーを引き起こす食物であります。
トマトアレルギーは生はもちろん、煮ても症状が出ます。
もし、トマトを食べた後に下痢が続いたり吐き気などがある場合はすぐにアレルギー検査をお勧めします。
トマトアレルギーに関しては口の中、喉、そして湿疹や下痢がみられることがあります。
それらが酷くなるとアナフラスキーショックを引き起こしたりしますので非常に危険です。
さらにトマトアレルギーというのは花粉症を引き起こすたんぱく質とトマトのタンパク質が似ている為に勘違いして起こる口腔アレルギー、セロトニン、アセチルコリン、ヒスタミンなどの成分が原因となる仮性アレルゲンがあるので、きちんと検査しましょう。
まとめ
トマトが原因の下痢や便の異常はいくつか原因があるようです。
原因をきちんと究明し、もしアレルギーならば早めに病院で検査を行いましょう。
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