根気のいる、糖尿病の治療と改善。
劇的な効果を持つ治療方法よりも、毎日の食事療法と適度な運動、そして、薬、インスリン注射による治療方法がメインになります。
何と言っても、医食同源。おいしく食べて、改善できれば、言うことなしですよね!
目からうろこ、トマトと血糖値の意外な関係についてお話したいと思います。
トマトがもたらす嬉しい効果
トマトは、近年、健康に多大な効果があると、さまざまな研究が進められています。
その代表的な成分、リコピンには、抗酸化作用が強く、その作用はビタミンEの100倍以上あり、肌のシミ対策、シワ対策、日焼け予防、角質層状態の改善や眼下のシワの改善など、嬉しい効果がいっぱいです。
美容に良いだけではなく、糖尿病・動脈硬化、癌、肺気腫の予防や抑制にも役立つとも言われています。
また、メタボ対策にも、トマトに含まれる、13-oxo-ODAという成分が肝臓の脂肪を燃焼させ、中性脂肪を減らしてくれる、ダイエット効果まであるということ。
カゴメ株式会社総合研究所は、近畿大学農学部の村上哲男教授との共同研究で、動物試験においてトマト漿液に、血糖値や血圧の上昇を抑制する効果について発表しました。
血糖値の上昇を抑え、インスリン抵抗性の改善にも効果
カゴメ株式会社と近畿大学が共同研究を行い、トマト漿液(トマトジュースをろ過し、沈殿物を除去した液)が高血圧や血糖値、血中インスリン濃度に与える影響について発表されました。
その結果、トマトには血糖値を下げる効果、及び、血糖値や血圧の上昇を抑制する効果があるとのこと。
さらに、研究の中では、トマトが血糖値を下げるのはリコピンによる働きだけではなかったことも明らかにされています。
リコピン以外にも!クエン酸やアミノ酸が豊富!
トマトには、リコピン以外にも豊富に含まれる、クエン酸やアミノ酸などの成分が、血糖値の上昇を抑え、インスリン抵抗性の改善にも効果をもたらしています。
さらに名古屋大学の研究(血糖値の改善効果に果たすリコピンの役割)では、トマトジュースを飲用することにより、HbA1c値の低下、糖尿病合併症の発症を低下、及び、進行を食い止める効果があったとの報告がなされています。
まとめ
身近なトマトが血糖値の上昇を抑えてくれるとは、思っても見ませんでしたね。
つまらない、物足りないと思われがちな、糖尿病食にトマトを取り入れることで、食卓の変化、血糖値の変化を期待されてはいかがでしょうか。
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