冬トマト?聞いただけで、何だか寒々しくて、ちょっと。
何だか遠のいてしまう感じ?やはり、トマトと言えば、真っ赤で、太陽の光をいっぱい浴びて、、、なんてイメージを持っておられるかもしれません。
今では、一年中見かけるトマトですが、思ったよりも冬のトマトっておいしいんですよ。
冬だってトマトはトマト
確かにトマトは夏野菜の代表と言っても良いでしょう。
燦々と降り注ぐ、太陽の光を浴びる事により、トマトの赤味が濃くなります。
この赤い色こそが、健康に良く、美肌効果にも効果があるリコピンなのです。
太陽光を浴びたリコピンいっぱいのトマト。
ならば、冬のトマトは一体どうなのか?と思われるかも知れません。
残念ながら、冬は夏に比べて、一日の日射量が少なく、日差しの強さにしても、弱くなるのは事実です。
しかし、トマトには、リコピン以外にもクエン酸やアミノ酸、風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制するビタミンE、体内に蓄積された塩分の排出を助けるカリウム、腸内環境を整える食物繊維などを豊富に、しかも、バランス良く含まれているのです。
冬のトマトはこう育てよう
また、冬に育つトマトならではの格別な味があるのです。
本来、夏のトマトは、強い日差しと、たくさんの水をあげて栽培するため、植物がすくすくと早く育ちます。
水分が多ければ、多いほど、果実にも水分が行き、味はあっさり、いわゆる水みずしいトマトになるのです。
夏には、トマトをそのまま食べても、水分補給に持ってこい、というのはそんな理由があるわけです。
しかし、冬は、おだやかな日差しと、土地の極度な乾燥が夏に比べて起らないため、水をたくさん上げる必要もないのです。
冬だからトマトサラダ!
冬のトマトは、ゆっくり成長し、ゆっくり育つので、果実は水っぽさよりも、凝縮したトマトらしい味わいが出ます。
冬と言えば、熱々のトマトの煮込みやスープ。
でも、冬のトマトは加熱するより、生で、そのまま味わう方が、本来の味を楽しめそうです。
トマトの健康成分リコピンは、油に溶けやすい性質があります。
そのため、ただ生で食べるよりも、オリーブオイルや好みのドレッシングを追加することにより、吸収率もずっと高まります。
まとめ
意外にも、夏のトマトよりトマトらしい、冬トマトのお話、いかがでしたか?
トマトは、一年を通して、栄養豊富な品種であることは間違いありません。
味わい深い冬のトマト、これから楽しんでみましょう。
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