長ネギは味噌汁やラーメンに、スープやチャーハンに、鍋物にも欠かせませんし、お好み焼きなどに、たっぷりと入れても美味しいです。
実に多くの料理に活用できますね。
「長ネギ」は、一般的に白い部分が多くあるネギを指して言います。
一方、ほとんど緑の部分ばかりのネギは「葉ネギ」と呼ばれます。
植物は光に当たると緑化するので、葉ネギは、根の部分以外、光に当たって栽培されたものです。
それでは、長ネギは、どのように栽培するのでしょうか。
長ネギは冬が旬!春に蒔いて冬に収穫
長ネギの生育適温は20℃前後ですが、夏の猛暑では生育が衰えます。
しかし寒さにはとても強く、マイナス8℃まで耐えるそうです。
そのため、春に種を蒔いて冬に収穫するのが定番の作型となります。
種蒔きから収穫まで8カ月ほどかかるので、栽培期間を短縮したい場合は苗を購入して6月に植えて栽培する方法もあります。
種蒔きで苗作りをして植え替えて栽培する!
春蒔きの場合、種蒔きは3月です。
種蒔きの前に苗床を作ります。
少しだけ栽培したい時は、プランターに培養土を入れて作ります。
種蒔きは、土に直線の溝を作り、その溝に沿って種を蒔きます。
この種蒔きは、条蒔き(すじまき)と言って、種を蒔いた植物が一列で出るので、草取りや土寄せなどの種蒔き後の作業が楽になる利点があります。
種を蒔いた後は、脇の土をかけて手や足で軽く土を固めて、たっぷりと水をやります。
土が乾燥しないように不織布を掛けたり、もみ殻をまきます。
発芽したら不織布を外して、芽が窮屈になっているところを抜き、株の間隔が4~5センチになるように調節して、草丈20センチくらいまで育てます。
苗を植え付ける畑を作っておきます。
堆肥を混ぜてよく耕し、畝(うね)を作ります。
畝とは、細長く直線状に両サイドの土を盛り上げたところのことです。
長ネギは湿度に弱いので、通気が悪かったり粘土質の土、水はけの悪い土は避けるか、堆肥を混ぜて通気の良い土を作ります。
畝の真ん中は、深さ30センチほどにします。
鍬(くわ)で掘ると丁度良い幅の溝ができます。
草丈20センチになったら苗を掘り起し、1本ずつに分けます。
畝の中央の溝に植え替えます。
苗を植え付けた後は、水やりは不要です。
農薬について
ネギの栽培では、非常に虫の害に悩まされます。
家庭菜園で育ててもアブラムシがベッタリです。
しかし長ネギの白い部分は土をかけて育てているため、(緑化しないように)その部分にはさほど農薬がかかっていないそうです。
またネギの栽培は、地域や種類によって違いがあります。
まとめ
拝読頂きありがとうございます。
この記事がお役にたてれば幸いです。
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