独特の苦味が苦手だから嫌われてしまうピーマン。
子供だけではなく大人も苦手意識がある方もいます。
しかし、率直なところ、どうしてピーマンは苦味が感じられるのか。
ということをこれまで考えたことはあるでしょうか?
ピーマンは、クエルシトリンが影響していると近年判明
これまでは、ピーマンの苦味は、
天然の毒と言われるアルカロイドがあるからと言うのが定説でした。
しかし、さらに研究し、近年になって調査を進めた結果、
成分として候補にあがったのが、
ポリフェノールの1つであるクエルシトリンが苦味に影響をしていると分かりました。
ポリフェノール類は、色んな植物に含まれていて、渋みや苦味のある化合物です。
ピーマンの苦味はピラジン
しかし、クエルシトリンを実際に口にしても、
かすかな苦みはあっても強く感じることがないと言われています。
そこで、苦味の原因になっている秘密にスポットを当ててみると、
香り成分であるピラジンだと分かりました。
結果的に、ピーマンを食べるとクエルシトリンで感じるかすかな苦味と、
香りが特徴のピラジンによって双方の刺激で脳は、「苦い」と感じるようになります。
試しに、ピーマンを食べる時に鼻をつまんで食べてみると、
苦さが感じにくくなるので興味がある方は行ってみてください。
子供は苦いものを本能で判断する
子供は、苦味があったりすれば、
味覚に敏感なので本能で察知する能力が備わっているので、
特に、ピーマンは嫌われやすいと言えます。
子供の頃、嫌いだったピーマンが大人になるとそれも感じなくなったということもありますね。
苦味に敏感になってしまったというのは大人の味わいを感じられるようになった証拠です。
しかし、大人になっても嗜好次第ではピーマンが苦手と言う方も少なからずいます。
苦味の秘密を知ると抵抗感も少しは払拭できるのではないでしょうか?
まとめ
苦味や香りが苦手なのでどうしても好きになれないというピーマンですが、
大人になるとこのような苦味を美味しさだと感じるように変化をするようにもなります。
未だに苦手と言う大人でも、メカニズムを知ると比較的食べやすくなるのではないでしょうか?
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