家庭菜園などで自宅でキャベツを栽培している時、キャベツが大きく結球してきたタイミングで割れてしまうなんて事があります。
そんなキャベツの割れてしまう原因と予防方法を見てみましょう。
キャベツが割れてしまうケース
せっかく育てているキャベツ。
次のような事が原因で割れてしまうケースがあるのです。
まずひとつ目は、キャベツ内部からの成長に外側の葉の成長が追いつかないケースです。
これは雨や水やりなどで水分をしっかり吸収した後で、晴天などにより土が乾いた状態が続くと裂球を引き起こしてしまいます。
水分が多すぎてもキャベツが割れてしまう原因になるのです。
次に原因とされるのはトウ立ちによる裂球です。
キャベツは通常私たちが食べている球状の状態からさらに土の上で成長すると、裂球して茎を伸ばし、やがては花を咲かせるという成長の仕方をします。
その為、収穫のタイミングが遅くなり過ぎると、裂球してしまいます。
裂球しないための予防法
まず、キャベツ内部の成長が外の葉の成長を追い越してしまうケースの予防法ですが、キャベツが結球してきたところで外の葉の何枚かを取り除いておく事が予防方法の一つとされています。
外の葉を取り除いて置く事で、成長を緩め裂球を遅らせるという方法です。
「成長を緩める」という点では、八割程度結球してきた段階で株の周辺に生えている根をスコップなどで切断するという方法も効果的なようです。
次にトウ立ちによって割れてしまうケースの予防方法ですが、これはズバリ、収穫のタイミングを逃してしまわない事が一番の対処方法です。
収穫のタイミングは、キャベツが大きく結球してきた頃にキャベツの上の方を手で押してみて、固く締まっている感覚があれば収穫のタイミングです。
2〜3枚下葉を残して根元からナイフなどで切断して収穫してしまいましょう。
このようにいくつか予防法はありますが、そもそも裂球のしにくい品種や、トウ立ちのしにくい品種を選んで栽培する事もひとつの方法かもしれません。
まとめ
裂球してしまったキャベツは割れた部分が空気に触れてしまう事でそこから酸化し、味が落ちてしまったり、腐りやすくなってしまう原因になります。
美味しく食べるためにもキャベツの割れには注意して栽培しましょう。
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