ピーマンと言うと、種を取るのが常識!という感覚が誰にもありますよね。
お料理の本を見ても、ピーマンのお料理はみな、種を取り除きます。と書いてありますね。
しかし、種は本当に捨ててしまって良いのでしょうか。
今回は、ピーマンの種について調べてみました。
ピーマンの種の栄養素は?
まずピーマンの自体の栄養素を調べてみました。
ピーマンにはビタミンCやビタミンAが豊富にふくまれています。
これは疲労回復、夏バテ防止などに効果のある栄養素です。
それでは、ピーマンの種にはどのような栄養素があるのでしょう。
種には、ピーマンの果肉部分には含まれないピラジンという成分が多く含まれています。
他に、カリウムという成分も果肉の部分以上に豊富に含まれています。
しかしながら、そのピラジンという成分は苦味のある成分であるため、
お料理では取り除くことが主流となってしまったのですね。
苦味があるという以外は害があるわけではありません。
ですので、せっかくの栄養満点の種は何の心配もなく食べることができるのです。
ピラジンの効果は?
それではピーマンの種に含まれる栄養素、
ピラジンにはどんな効果があるのでしょう。
ピラジンは血行促進効果があります。
血液をサラサラにしてくれる効果があるので、
脳梗塞や、心筋梗塞、高血圧、冷え性やむくみの予防ができるのです。
さらには、育毛効果が認められるという研究結果も出ています。
また、血行がよくなることにより、新陳代謝も活発になりますので、
アンチエイジングやダイエットにも効果的と言えるでしょう。
ピーマンの種の活用法
ピーマンの種は、普段のお料理から、ピーマンを使うのと同様に、
普通に入れてしまっても大丈夫です。
ただし、苦味があったり、ポロポロとして食べにくかったりということもあるかと思います。
お料理サイト、クックパッドなどで調べてみますと、
ピーマンを種ごと、ポン酢で煮たり、青椒肉絲に入れたり、肉詰めに混ぜていれたりと、
いろいろな調理方法がありますので、
せっかくのピーマンの栄養を無駄なく摂取することをおすすめします。
まとめ
ピーマンは1年中、スーパーなどで見られる食材ではありますが、
特に旬である夏に摂ると、夏の疲労回復などに役立つことから、
旬のものを旬の時期に食べるのは大事なことなのだということがわかりました。
また、ピーマンの種には全く害がなく、
それどころか、ピーマン自体にはない豊富な栄養素まで多く含まれていることがわかりました。
もしかしたら、他のお野菜でも、当たり前のように捨ててしまっている種が、
ピーマンと同じように無害で栄養が豊富なものがあるかもしれません。
調べてみる価値がありそうですね。
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