トマトは1年を通してスーパーや八百屋さんに並び、いつでも手に入る食材です。
お料理方法も様々で、そのまま生でサラダにしたり、パンにはさんだり、
もしくは煮込んだり、炒めたり、焼いたりと、万能な食材です。
ところでトマトは一年中作られているのでしょうか?
値段はどうやってきまるのでしょうか。調べてみました。
トマトの生産はいつ?
トマトは夏の強い太陽の光をたくさん浴びて真っ赤に育つお野菜、
というイメージが強いのですが、実は高温多湿を嫌うトマトは、秋と春が旬なのです。
トマトの原産地アンデス地方の気候に一番近くなる春は、一番美味しいと言われています。
高温多湿なトマトは日本の乾燥した春が心地よく、高糖度な身を成らせてくれます。
トマトの生産地は?
トマトの生産地を調べてみると、一年を通して生産している地域も多々ありますが、
全国的に見ると、夏秋にかけて生産しているのは東北から関東地方、
冬春にかけては中部から九州にかけての生産が主なようです。
こうしてみると、日本では一年を通してトマトの生産がされており、
安定した供給があるようです。
トマトの価格は?
トマトは一年を通しての供給があることはわかりましたが、生産量には違いがあるようです。
トマトは、高温を嫌うものの、昼間は25℃〜30℃、
夜は10℃から15℃というのが生育適温。
それに応じることのできる6月には最安値となり、
9月に入ると朝夕の気温の低下に伴い、入荷量が減少することから、
値段は高値となります。
また、台風や冷夏などの気象災害によって、値段の変動があることがあります。
まとめ
「トマトが赤くなると医者が青くなる」という西洋のことわざがあるように、
トマトには様々な効能があり、栄養価が高いため、
1年を通して食べたい食物の一つですね。
多少の値段の変動があるものの、
品質や生産方法の研究により1年を通して食べることのできるトマト。
日本はとても恵まれていると言えますね。
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