素晴らしい栄養素がたくさん詰まっているトマト。
薬効としても注目されているその栄養はトマトが赤くなると医者が青くなるということわざがあるほどです。
しかし、トマトの酸っぱさがちょっと苦手な人も多いはず。
トマトの栄養と甘味の引き出し方はあるのでしょうか。
酸味を甘味にかえるには
トマト栄養素でグルタミン酸というものがあります。
これがトマトのうまみ成分です。
このグルタミン酸は種やゼリー状になっているところに沢山含まれている為、生のままやソースにするときも丸ごと使うのがおすすめです。
しかし、実はこの種の部分が酸っぱいと感じる原因でもあるのです。
この旨味は調味料的に使われるくらいの旨味で、さらにトマト自体は熱を加えることでさらに旨味がアップするのですが、熱を通すと酸っぱさが際立って好きではないという人もいます。
その場合はゼリー状の種の部分を取り除くと酸味が緩和できます。
さらに、アルカリ性の食材とトマトを合わせることにより甘味を引き出すこともできます。
例えば海藻や野菜、果物などで、トマトで煮込むなどすると甘味がでたりします。
砂糖を入れるという人もいますが、砂糖は酸性食品なので甘みをつけることが出来ても本来の甘さを引き出すことにはなりません。
トマトと相性のいいオリーブオイルもアルカリ性食品でおススメです。
加熱のデメリット
熱を加えることによりトマトの旨味や甘味を引き出すことが可能となるのですが、実は加熱することによりデメリットもあるのです。
それはトマトに含まれるビタミンCです。
ビタミンCもトマトには大変多く含まれている栄養素なのですが、加熱するとビタミンCは破壊されてしまうのです。
生のトマトは一日に必要なビタミンCが半分も取れるくらいのビタミンC含有量があるのですが、ビタミンCは水溶性ビタミンの為加熱することで減ってしまいます。
ビタミンCを逃さない方法としては電子レンジでの加熱がおすすめです。
電子レンジはで加熱すると流れ出る量が最小で済むのです。
グルタミン酸も加熱すると増加しますし、トマトの代表的な栄養素リコピンも細胞壁が壊れ油に溶けやすい性質で吸収率がなんと3~4倍にもなるといいます。
加熱することはむしろ色々な栄養素が上がる方法でもあります。
酸味を消すコツ
酸味が強い場合は加熱や、アルカリ性の食品と料理するということですが、そのほかにも生でトマトを食べるときに酸味が苦手ならば、糖度の高い品種を選ぶという事も大切です。
糖度の高い有名な品種としてはフルーツトマトがあり、これは糖度が10度もあったりします。
煮込む場合はもちろんアルカリ性の食品と料理するのですが、その際もゆっくり弱火でじんわり火を通すという事が大切です。
さらに、もしソースを作る場合赤ワインなんかもいいでしょう。
赤ワインはアルカリ性の飲み物になります。
オリーブオイル、玉ねぎでじっくり炒め、赤ワインを入れると大分砂糖なしで甘くなります。
まとめ
万能食材であるトマトの特性などを生かして料理したりすれば色々な栄養素をとることも出来、美味しく食べることが出来ると思います。
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