トマトの含まれる栄養素の代表のリコピン。

リコピンとはどのような成分なのでしょうか?

また、ちょっと摂りすぎると心配なプリン体や、これも含有量が多い聞き慣れなりシュウ酸について、どのような栄養素なのでしょうか。

トマト シュウ酸 プリン体 リコピン 含有量

聞き慣れない成分シュウ酸と注意点

トマト、バナナ、ほうれん草は3大シュウ酸と言われています。

それは含有量が多いからなのですが、このシュウ酸とは体内に取り込まれることによってシュウ酸カルシウムというものに変化してしまい、そのシュウ酸カルシウムが徐々に石化し結石になってしまうのです。

特に膀胱内、腎臓内に存在するカルシウムと結合しシュウ酸カルシウムになってしまうため胆石や尿管結石、腎臓結石になることがあります。

身体に石のできやすい人は特に注意が必要です。

どうしても緑黄色野菜は健康にいいので食べ過ぎても問題ないと思いがちですが、食べ過ぎによって病気になる場合もあります。

何事食べ過ぎは良くないです。

トマトでいうならば一日多くても3個までにしましょう。

それ以下であれば体調不良になることはまずありません。

ただ稀にトマトアレルギーになったり、身体が冷え性の人はトマトは身体を冷やす野菜の為、下痢や腹痛を起こすことがあります。

トマトと痛風の関係

トマトは尿酸値を低くするため、痛風の人にはとてもいい食品です。

痛風の人に多いのはプリン体の含有量が多い食事をしてしまう事。

プリン体を多く含む食事として穀物、肉、魚など主に旨味が強い食品に含まれています。

トマトはプリン体もそんなに含まれていない為いい食品です。

プリン体というのは実は分解されて尿酸に変化し体外に排出されるのですが、尿酸量が排出能力を超え体内に蓄積されると痛風の原因になります。

その点、尿酸値を低くするトマトを摂取することで痛風予防となるのです。

ただ、いくら尿酸値を低くするトマトを摂取しているからといっても他の食べ物を暴飲暴食すると良くはありませんし、だからと言って一日3個以上のトマトの摂取は他に体調不良を引き起こす原因にもなりますので加減をして摂取しましょう。

スポンサードリンク

最大の栄養素リコピン

最大のトマトの栄養素といってもいいリコピン。

名前は聞いたことがあるけれどどんな成分かはあまり知られていないと思います。

このリコピンは色素の一種で活性酸素を抑える坑酸化作用があると言われていて、さらにこの作用がビタミンEの100倍以上あることが分かったからです。

アンチエイジングとしてとても注目された成分という事です。

トマト1個に含まれているリコピン量は100gあたり3mgで中玉トマトが大体150~200gなので4.5~6mgもあることになります。

トマトはリコピン含有量が多いとはいえ、一日に摂取した方がいいとされる量としては15mgと言われている為、生トマトを一日2~3個は食べなければならない計算となり、なかなか難しいです。

そこで、トマトジュースやケチャップといった加工製品から摂るという事が勧められます。

実は加工製品のトマトの方がリコピン含有量が3倍多いのです。

まとめ

摂りすぎは良くないものの、いろんな成分を見ていくとある程度毎日定期的に摂取することが勧められるトマト。

中でもリコピンは加工品の方が含有量が多いので、それらを活用しぜひ毎日取り入れてみましょう。

check①野菜についた農薬をすばやく落とす!鮮度もサポートしてくる〇〇が話題!?
check②安心で安全!オーガニック有機野菜が買える今話題の宅配野菜ランキングはこちら➹
スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事

スポンサードリンク