白菜に限らず野菜の栽培に病気はつきものです。
白菜がかかる代表的な病気に根こぶ病というものがあります。
いったい、どんな病気なのか?
予防や対策方法などを調べてみました。
根こぶ病とは
根こぶ病とは名前の通り根にこぶができる病気です。
白菜やキャベツなどアブラナ科の野菜にのみ発生し、カビが原因とされています。
発生すると株全体が日中は葉や茎がしおれて夕方になると回復するということを繰り返し、株の生育を阻み、ひどくなると枯れてしまう場合もあります。
白菜は発生すると被害が大きくなりやすいと言われており、予防対策が重要です。
5月ごろと11月ごろの長雨で低温多湿な状態の時期に発生しやすいと言われており、水はけが悪い土地は特に多発しやすいそうです。
根こぶ病の予防と対策
- 根こぶ病は発生すると水や道具、小動物などを経由して次々と感染してしまいますので、かかってしまった株は直ちに離れた場所で処分する
- 根こぶ病の菌は土壌に残りやすいと言われていますので、白菜だけでなく同じアブラナ科の野菜の連作は避ける
- 畑の水はけをよくするため、高い畝で栽培する
- 酸性の土で発生しやすいと言われていますので、苦土石灰などでアルカリ性の土壌にしてから栽培する
- 収穫後の土中の株に菌が残る場合がありますので、必ず処分する
- 根こぶ病に効果があると言われる土壌殺菌剤を土に混ぜておく
根こぶ病は一度発生してしまうと、薬剤を使わずに対処するのは難しいとされています。
収穫前の薬剤使用は決められた量と回数を守れば、人体への影響はほとんどないと言われていますので、必要な時は薬剤を使用するといいでしょう。
どうしても薬剤を使いたくないという方は、予防を徹底して、発生を防ぎ、発生した場合に早期発見して対応することが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
白菜に限らず、土壌に広がってしまう病気は一度かかってしまうと厄介なものです。
せっかく育てた白菜を、病気で処分しなければならないのは悲しいですから、しっかりと予防対策を施してから植え付けをするといいですね。
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