1970年代後半ごろからでしょうか。

「頭がピーマン」という流行語があったんです。

御存じの方もいらっしゃるはず。

ピーマンは中身が空洞であることから、「頭がピーマンじゃないの?」といった感じで、「頭が悪い」という意味で使われ、流行していたんです。

ピーマン 空洞 理由

ピーマン【空洞の理由】

ピーマンって、売っている袋を持ってみると、驚くほど軽い。

他の野菜に比べて、量があっても重さが無い、そんなピーマン。

理由はみなさん、御存じですよね。

分からない方がいらっしゃるかも知れません。

そんな時には、ピーマンを縦において、包丁で半分に切ってみましょう。

そうです、中身が無いんです。

空洞なんですね。

この、空洞には何か理由があるんでしょうか?

もしかして、ピーマンが馬鹿だから?頭が悪い?

これは、人間に言っていることで、ピーマン自体は、ビタミンの宝庫。

非常に優秀な野菜です。

ビタミンCは、何と!レモン果汁の含有量を上回っているのです!

これからは、ビタミンCといえば、レモンでなく、ピーマンです。

しかし、空洞の理由をどうやったら探れるのでしょう。

料理好きな私なら、ずばり答えは、カップに使うため!

生でサラダカップに、ピーマンカップに肉や卵、チーズをパラリと乗せてオーブンに!

こんなピーマン空洞説も!

ピーマンはナス科の一年草であり、トウガラシの栽培品種に分類されます。

同じ仲間として、ししとう、とうがらし、パプリカもあげられます。

ある方は、ピーマンはししとうやとうがらしのように、中の空洞が少なかったものを、品種改良によって食べる部分を多くするために今の"空洞ピーマン"になったとか。

ある方は、夏の暑さを乗りきるため、種の周りを空洞にすることで、断熱効果を発揮させるため?だとか。

説はいろいろですね。

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空洞はミステリー

私はこんな風に考えてみました。

ピーマンの植物ってご覧になられましたか?

あんなに沢山のピーマンの実をつけるのに、茎が思ったより細いんです。

もし、ピーマンの中が空洞でなく、りんごのように密度が高く、びっしりと中が詰まっていたら、重くて落ちてしまうのではないか。

もしくは、茎が折れてしまう。

りんごの木を見ても、あれだけがっしりしていたら、重たいりんごの実がたわわに実っても安心感があります。

茎と実の相互関係ではないでしょうか。

まとめ

私のような料理好きにとっては、縦に切り、中がカップになるなんて、何て素晴らしいんでしょう!

サラダを入れてもよし、焼き物の器にも良し。

輪切りにしても、あの可愛さ。

空洞があってこそ、ピーマンが愛らしいのではないでしょうか?

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