野菜にはいろいろな色がついた野菜があります。
緑や黄色、赤などの野菜や茶色の野菜もあります。
トマトは赤い野菜ですが、何故トマトは赤い色をしているのでしょうか?
赤い色には理由があり、赤い事が健康にもつながっていました。
トマトが赤くなる条件
トマトは赤い野菜ですが、最初から赤いわけではありません。
最初は緑色であったり、黄色やオレンジなどのカラフルな色のトマトもあります。
緑色のトマトは未熟な状態だから緑色というのもありますが、そのまま緑色のまま腐ってしまう事もあります。
トマトが赤くなるためには、いろいろな条件が必要です。
まずは気温。
トマトは暑い時期の野菜で、7~8月に旬を迎えるため温かい気温にならないと色づきません。
次に必要なのが太陽の光です。
太陽の光を十分に浴びて光合成をすることでトマトは赤い色になっていきます。
また、栄養が不足しても色が付く事はありません。
これらの条件が揃っていないと、トマトは赤くはならないのです。
トマトが赤い理由
トマトが赤い理由はリコピンという色素が原因になっています。
トマトは最初は緑色をしています。
これはクロロフィルという葉緑素の色素の影響で緑色に見えます。
クロロフィルは、トマトが熟すにつれて分解をしていき、代わりにリコピンが作られるようになりトマトは赤くなっていきます。
クロロフィルが分解されて、リコピンが作られると赤くなりますが、この時他の色素であるカロチンやルティンなどの色素も作られます。
どの色素が強く出るかによってトマトの色が黄色やオレンジに変化していきます。
リコピンの効果
赤い色素でもあるリコピンには、様々な健康に良い効果があります。
血栓を除去して動脈硬化を防ぐ効果や、活性酸素を除去して肌をシミやシワから守ります。
最近では、善玉コレステロールを増加してくれるという働きがある事がわかり1日に2~3個のトマトを食べることで心筋梗塞を防ぐ効果があるそうです。
まとめ
トマトが赤くならないのは肥料不足や日照不足が原因。
赤い理由は、クロロフィルが分解された時の色素の量にあった。
リコピンは、動脈硬化や心筋梗塞など命に関わる病気を予防できる。
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