きゅうりは同じ株から雄花も雌花も咲く植物です。
ですが、雄花も雌花も同じような黄色い花なので、パッと見ただけではどっちが雄花で、どっちが雌花だか分かりにくいですよね。
今回はその見分け方についてご紹介したいと思います。
きゅうりの花
きゅうりの花は黄色で、5枚の花弁からなります。
雄花も雌花も、花だけ見るとよく似ていて、少し違いが分かりにくいです。
ですが、実がなるのは雌花だけ。
さらに言うと、キュウリは「単為結果」といって受粉しなくても実がなるため、最悪、雌花だけが咲いていれば実はできることになります。
咲いている花が雄花か雌花か見分けることは、意外と重要なことなのです。
花の付け根がポイント
雄花か雌花かを見分けるには、花の付け根を見てみましょう。
付け根に小さなきゅうりのような、細長い膨らみがあれば雌花です。
つまりは、これからきゅうりになる赤ちゃんがあるわけですね。
膨らみはよく見ると、きゅうりのようなトゲトゲも付いていることが分かります。
逆に、花の付け根に膨らみがなければ雄花です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
雄花は必要か
きゅうりは雌花だけ咲いていれば、実を付けることは可能です。
つまり、実を収穫するには雌花だけがあればいいということ。
最近では、雄花が咲かない、もしくはほとんど咲かない品種というのも多いのだそう。
雄花のことを考えると、ちょっと可哀想な気もしますね。
雄花は摘み取ったほうがいい?
きゅうりを収穫する際に、必要性の薄い雄花。
摘み取ったほうが良いのでしょうか。
よく、花が多すぎると栄養分が分散して、十分な養分が一つ一つの花に行かないと言いますよね。
ですが、雄花が付いていてもそれほど栄養分を取られるわけではないので、残しておいても問題はありません。
種は受粉しないとできない
実は受粉しなくてもできますが、種を収穫するためには受粉させる必要があります。
ですが、受粉して種ができると、今度は食べるときに食感が悪くなってしまいます。
種を収穫するなら雄花も残しておいて受粉させる、食べるためだけに育てているなら雄花は摘み取って受粉しないようにする、と使い分けると良いかもしれません。
まとめ
きゅうりの雄花と雌花の違い、それは花の付け根に赤ちゃんきゅうりがあるかどうかです。
細長い膨らみがあれば雌花、膨らみがなければ雄花ということになります。
基本的に違いはそこで見分けるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
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