キャベツは、サラダに、スープに、炒め物にと、甘みがあって使いまわしのきく野菜ですよね。
しかも、火を通してしまえばかさが減ってたっぷり食べられるので、野菜不足解消にうってつけです。
でも、外側の葉っぱを落として芯を見てみたら、芯が黒かったなんて経験、ありませんか?
もしかしてカビ?
それとも、腐ってしまったのでしょうか?
キャベツの芯が黒くなる原因について、調べてまとめてみました。
キャベツの芯が黒くなるのは「芯腐れ症」
キャベツの芯が黒くなるのは「芯腐れ症」といい、病気ではないのだそう。
芯は黒くなることもあり、褐色になることもあるという報告もあります。
芯腐れ症は心腐れ症、縁腐れ症ともいい、キャベツと同様に芯のある野菜である白菜でも起こるのだとか。
芯腐れ症の原因とは?
芯腐れ症が起きてしまうのは、土が固いので、キャベツの根が伸びることができないのが原因になるのだそう。
根が伸びないと、栄養素のカルシウムが行きわたらず、水分を吸収できないので、芯腐れが起きるのだとか。
カルシウムは、水分に乗ってキャベツの中を移動します。
しかし、芯の部分にまで水分が届きづらい場合は、細胞が壊死してしまうので、褐色や黒色になってしまうそうなのです。
また、アンモニア系の窒素が含まれる肥料を使用していると、カルシウムの吸収を抑制するので、芯腐れを起こしやすいそうです。
芯腐れ症の対策は?
土を耕し、軟らかい土に整えてあげ、根を張りやすく、水分を吸収しやすくしてあげることが、芯腐れ症の対策になるのだそう。
あるいは、肥料に石灰などを混ぜて、カルシウムを補給してあげることも対策になるのだとか。
まとめ
キャベツの芯が黒くなってしまうのは、芯腐れ症という生理現象だということがわかりました。
育てている段階で、キャベツの根が張りやすいように軟らかい土に整えてあげたり、カルシウムを適宜与えてあげることが必要なのですね。
以上、キャベツの芯が黒くなる原因について、調べてまとめてみました。
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