Bonsaiで検索すれば英語のウィキペディアのページが表示されるほど海外にも定着した感のある日本文化の1つです。
今や欧米でも親しまれている盆栽ですが、「梅」を盆栽で楽しんでいる人も少なくないと思います。
そこで今回は、盆栽の「梅」に関するケアについて紹介していきます。
梅の盆栽について
施肥や剪定を行う時期は?
肥料は4月~10月の間に、年に3回ほど与えるようにしましょう。
施す肥料は油粕などじわじわとゆっくり効く有機性のものにしてください。
特に春の時期は、芽吹く際にたっぷりの栄養を必要としますのでしっかりと与えましょう。
剪定を行うのは、2月~3月にかけて花が咲いた後に、葉の芽を枝元に数か所残して切り落とします。
あまり徒長した枝は花芽がつかなくなってしまいますので、梅雨時に切り落としてください。
この他に芽摘みと呼ばれる作業を4月~5月にかけて行います。
目安は10㎝ほど伸びた芽の先を2㎝ほど摘むことによって、枝が軟弱になることを防ぐことができるそうです。
もしも梅雨入り前に根元に芽が出てきたら、養分を奪われてしまいますので摘み取りましょう。
植え替えはどうすればいいの?
鉢の土が固くなってしまうと根から栄養や水分を吸収することが難しくなってしまうため、植え替えは大切です。
若い苗であれば毎年、成木であれば数年に一度、2月の半ばから3月の半ばにかけて行いましょう。
タイミングは花が散ってしまった後で、それ以外でも水はけが悪い場合は秋に植え替えを行います。
準備するものは、新しい鉢、鉢底ネット、ハサミ、歯ブラシ、菜箸、赤玉土、針金とペンチです。
新しい鉢の底穴にネットを被せ、針金を通します。
古い鉢から根元の土が残るように引き抜き、菜箸などでつついて汚れを落とします。
枯れてしまった根や徒長した根は切り落とし、植え替えの準備を行います。
鉢底が隠れるくらいに土を入れ、根と用土を密着させて、隙間に残りの土を入れます。
ジョウロなどを使って底穴からたっぷり水が出るくらいに水やりを行いましょう。
まとめ
祖父が趣味で盆栽を手入れするのを見たことがありましたが、これほど多くの工程があったとは驚きです。
本当に植物への愛着がなければ心血を注いで向き合うことはできません。
海外の人々の目に、盆栽の何が新鮮に映っているのでしょう。
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