つる性のきゅうりは、つるを這わせて成長していくために、実を付けたときに重みで倒れてしまいます。

そのために、支柱を立てて、きゅうりを支えてつるを伸ばしてあげる必要があります。

きゅうりに支柱を立ててつるをのばす効果は、

  1. 株と株との距離を取ることができ、風通りがよくなり病害虫の発生が抑えられる。
  2. 強風に倒されることもなく、日当たりがよくなって収穫量が上がる。
  3. 実ったきゅうりを見つけやすくなり、収穫が簡単になる。

などがあげられます。

きゅうり 支柱 立て方 結び方 高さ 長さ

準備する支柱の長さと太さ

支柱は、2mくらいで太さは2cmの物がちょうどいいかと思います。

土に30cmくらい差し込むとして、自分の手の届く高さがあればOKです。

支柱の立て方の種類と方法

  • 直立式:1列植え
  • 合掌式:2列植え

の2種類がよく使われています。

直立式

  1. 支柱が苗にそって横にまっすぐに並ぶように、目印の支柱を土の上に置き、支柱のとがっている方を土にまっすぐ縦に深く差し込んでいく。
  2. 差し込んだ支柱の胸のあたりの高さに横に支柱を渡し、1本目の縦に立てた支柱と交わるようにして、しっかりとビニール紐で固定する。
  3. 1本目の縦支柱に横の支柱を固定し終わったら、紐は切らないでそのまま横支柱に巻きつけながら2本目、3本目の縦の支柱と固定していく。

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合掌式

  1. 2列の苗にあうように土の上に支柱を目印として置く。凸凹にならないように列も高さもそろうようにして、1列目の支柱を土に差し込んでいく。
  2. 2列目にも支柱を深く埋め込む。差し込み終わったら、1列目の支柱と胸の高さで交わるように斜めにする。
  3. 支柱と支柱とが交わっているバッテンの部分に横の支柱を乗せる。
  4. 支柱の端っこから順番に縦と横の支柱をしっかりとバッテンの部分をビニール紐でしっかりと固定する。
  5. ビニール紐はそのまま切らずに、横の支柱に巻きつけながら次のバッテン部分まで移動させ固定して最後のバッテン部分まで固定する。

支柱を立てるときのポイント

  • 支柱を土にさすときは、体重をしっかりとかけて、30cmくらい突き刺す。
  • 支柱を土にさすときは、植えている苗の根を傷つけないように、10~15cm苗から離しましょう。
  • 支柱の差し込む部分を間違えないようにする。先端が丸くなっている方ととがっている方があるので、とがった方を土に差し込みます。

まとめ

支柱は、きゅうりを栽培するうえで、大事な背骨と言えます。

しっかりと立てることで強風に負けない骨組みができるので、きゅうりの成長を助けます。

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