栄養豊富で、鮮やかな緑が料理の彩になってくれるブロッコリー。

ブロッコリーは寒い時に甘みが増すそうで、旬は冬なのだそうです。

ブロッコリーの表面に白っぽいものがついていませんか?

これが落ちると、鮮やかな緑のブロッコリーになります。

またこの白っぽいものは、水をはじきます。

ということは、油のようなものなのでしょうか?

油のようなものではありますが、その正体は、ブルームというものです。

ブロッコリー 洗う 白い 油

ブルーム

ブルームは、野菜や果物が自身を守るために分泌する白い粉状の蝋(ろう)物質です。

この蝋物質を分泌して身を覆うことで、必要以上に水に濡れるのを防いだり乾燥や直射日光から身を守っています。

また虫などもブルームがあると自由に動くことができないようです。

ブルームが顕著にみられるものは、果物では、リンゴ、柿、ブドウ、ブルーベリー、桃などです。

そして野菜ではアブラナ科のものが多くブルームが出ます。

ワックスのようにも見えるため「ワックスブルーム」とも言われています。

ブロッコリーは、アブラナ科の野菜で、他にはキャベツ、菜の花、チンゲン菜などがあります。

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品種改良でブルームのなくなった野菜がある?!

キュウリもブルームがつく野菜でしたが、消費者から「農薬が付いている」と誤解されることが多かったために、品種改良されて今ではブルームのつかないキュウリが出回っているそうです。

ある青果店さんのHPを見てみると、キュウリはブルームのつくものの方が、味があって美味しいと書かれています。

ブルームのつかないキュウリは、カボチャの木に接ぎ木することによって作ることが出来るそうです。

ブルームのつかないキュウリの特徴は、「皮が厚く、日持ちする」ことで、流通時に傷付きにくく、消費者からも「綺麗なキュウリ」と受け入れやすいということから、生産者も作るようになったのだとか。

ブルームは食べても問題ないそうです。

また、ブルームがついている方が新鮮である証拠であると言えます。

まとめ

ブロッコリーのブルームは、水をはじくので、軽く水で洗うだけでは落ちませんが、茹でると落ちます。

また、熱いお湯をサッとかけることでも落ちます。

食べても問題ないものですが、茹でたブロッコリーと、電子レンジで加熱したブロッコリーでは、少し味が違うように、落とすと雑味が取れるように思われます。

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