ブロッコリーを栽培していると、葉を青虫に食べられてしまった！なんてことありますよね。
この青虫はどう駆除したらよいのでしょうか。
なぜブロッコリーの葉に青虫が来る？
青虫といえば、ほとんどがモンシロチョウの幼虫です。
では、この青虫、なぜブロッコリーの葉によく来るのでしょうか。
青虫はアブラナ科の植物によく発生します。
ブロッコリーもアブラナ科に属し、このほかにキャベツや白菜も属しています。
そして、青虫を放置するとどんどん葉を食べて最終的に葉脈を残すだけとなってしまいます。
こうなると植物は光合成が出来なくなり、成長が止まってしまうのです。
青虫はいつごろ多く発生する？
青虫は春と秋によく見られます。
4月～6月頃と9月～11月頃です。
特に春先の発生が多いようです。
アブラナ科にはカラシ油成分が含まれているのですが、通常、昆虫や病気対策の成分です。
しかし、青虫にはこのカラシ油成分を解毒する力を持っていると言われています。
青虫の除去はどうしたら良い？
青虫を除去する方法はいろいろありますが、まず卵の時期に見つけることです。
葉の裏側に点々と卵を産み付けていきますので、卵を見つけ次第取り除いてあげましょう。
また、孵化してしまったら青虫自体を見つけるようにします。
それでも大量発生してしまう場合もあります。
そんなときは薬剤を用いて除去する方法を検討する必要があります。
薬剤の種類にもよりますが、植え付け前に散布するものから、直接害虫に散布するものまであります。
スプレー式のものもあり、使用方法はとても簡単ですが、スプレー式のものは一時しのぎだと思って使い、根本的な改善には別の方法を検討するのが良いでしょう。
また、注意しなくてはいけない事は、用量や用法を正しく理解してから使うようにしてください。
必要以上の農薬は益虫にも影響を及ぼしてしまいます。
まとめ
ブロッコリー等の葉物野菜は食害を受けることが十分に予想出来ます。
まず、害虫が付かないように防虫ネットを使ったり、トンネル掛けをしたりと害虫が付かないように対策をすることが大切です。
それでも付いてしまったら、探して除去していく。
これでも追いつかなくなったら用法を守って薬剤を使用するというように段階を踏んで除去に当たってはいかがでしょうか。
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